【勘違いに注意】生きづらさは性格の問題ではない?|HSPという正体と具体的な対処法

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【勘違いに注意】生きづらさは性格の問題ではない?|HSPという正体と具体的な対処法

「どうして、私だけがこんなに疲れてしまうのだろう?」
「周りの人の些細な一言が、いつまでも頭から離れない……」
「もっと速く、もっとたくさん、もっとうまくやらなければいけないのに……」

もしあなたが、そんな風に自分を責め続けているのだとしたらーー

そして、その原因を「自分の性格せいだ」と考えているのだとしたら、それは大きな勘違いかもしれません。

村上 亮一

なぜなら、その尽きない悩み、そして生きづらさの正体は、あなたの「性格」の問題ではなく、「HSP」(Highly Sensitive Person)という気質の問題かもしれないのです。

この記事では、HSPの気質を持つ私が、長年の苦悩と試行錯誤の末にたどり着いた「生きづらさの正体」と、多くの人が犯してしまう「致命的な勘違い」、そして、自分らしく楽しむための「生き方」についてお話ししたいと思います。

目次

なぜ私たちは「性格が悪い」と自分を責めてしまうのか?

まず、最も重要な核心からお伝えします。

HSPは、後から変えられる「性格」ではありません。

生まれ持った、変えることのできない「気質」なのです。

性格とは、経験や環境によって後天的に形成される、いわば「思考や行動のクセ」のようなもの。

一方で気質とは、脳の神経システムなど、生物学的なレベルで生まれつき備わっている、感情的な反応の傾向を指します。

村上 亮一

つまり、肌の色や身長と同じように、努力や根性で変えられる類のものではない、というわけです。

この違いを知らなければ、私たちは「自分が悪い」「悪いところを治さなければーー」と、永遠に悩み続けてしまいます。

周りの人と同じようにできない自分を「努力不足だ」と責め、人よりも繊細な心を「弱くて悪い性格だ」と断罪してしまうでしょう。

私自身、HSPという概念を知る前は、常に自分自身を責め続けていました。

「なぜ、自分はこんなにも神経質で疲れやすくて、要領が悪くて、ノロマな人間なのだろう」と。

その原因が、まさか生まれ持った「気質」にあったなど、当時は知る由もありませんでした。

この「性格」と「気質」の混同こそが、HSPが最初に陥る、ネガティブな落とし穴なのです。

村上 亮一

もう少し、HSPという気質について詳しく見ていきましょう。

提唱者であるエレイン・アーロン博士は、HSPには4つの特徴があり、そのすべてが当てはまる、と定義しています。

アルファベットの頭文字をとって「DOES(ダズ)」と呼ばれています。

  • D:Depth of Processing(深く処理する)
    物事を多角的に、そして深く考える傾向があります。
    一つの情報から多くのことを連想したり、本質を突き詰めようとしたりするため、結論を出すまでに時間がかかることも少なくありません。
  • O:Overstimulation(過剰に刺激を受けやすい)
    人混みや大きな音、強い光、あるいは他人の感情など、外部からの刺激に非常に敏感です。
    他の人が気にも留めないような些細な刺激も拾ってしまうため、エネルギーを消耗しやすく、疲れやすいと感じます。
  • E:Emotional Reactivity & Empathy(感情反応が強く、共感力が高い)
    喜びや悲しみといった感情を、人一倍強く味わいます。
    また、他人の感情がまるで自分のことのように流れ込んでくる高い共感性も特徴です。
    相手の痛みを、我が事のように感じて苦しんでしまうこともあります。
  • S:Sensitivity to Subtleties(些細な刺激を察知する)
    場の雰囲気の変化や、相手の表情、声のトーンに含まれるかすかなニュアンスなど、ごく僅かな違いを敏感に察知します。
    他の人が見過ごしてしまうような、細部にこそ多くの情報が宿っていることに気付くのです。

もちろん、これらの特徴は優劣ではありません。

あくまで、脳の仕組みの違いに過ぎないのです。

村上 亮一

しかし、この事実を知らないままでは、私たちは自分を責めることから、決して逃れられないのかもしれません。

致命的な勘違い|HSPが陥る、やってはいけない4つの対処法

気質と知らずに、生きづらさを性格のせいだと誤解した私たちは、良かれと思い、かえって自分を追い詰める「間違った対処法」に手を出してしまいがちです。

例えば、以下のとおり。

  • 1. 気合と根性で「我慢する」
    「我慢は美徳」「頑張りが足りない」と自分にムチを打ち、心を無にして耐えようとする。
    しかし、気質に起因する苦痛は、精神論では解決しません。
    それは、繊細なビンテージアンプに、規格外の電圧をかけ続けるようなもの。
    いつか壊れてしまうのは、当然の結果でしょう。
  • 2. 荒療治で「心を鍛えよう」とする
    「心を鍛えれば、この繊細さも治るはずだ」と信じ、あえて体育会系の部活や、厳しいノルマが課せられる営業職のような、自分とは正反対の環境に飛び込むーー
    これは、HSPにとって危険な行為の一つです。
    静かな場所でこそ美しい音色を奏でるアコースティックギターを、派手な音色や照明、激しいモッシュなどを求められるステージで演奏するようなもの。
    当然のことながら、その繊細な心は、鍛えられるどころか、修復不可能なほどに傷付いてしまうでしょう。
  • 3. 周囲に「理解を求めすぎる」
    「私はHSPだから、もっと配慮してほしい」と、周囲に過度な理解を求めてしまうーー
    その気持ちは痛いほどわかります。
    しかし、「背の低い人に、背の高い人が見る景色の違いを実感できない」のと同じように、気質の違いは、本当の意味で他者に理解されにくいものです。
    理解されないことでさらに傷付き、新たな人間関係の火種を生む……。
    そんな悪循環は、あなたをより一層と悩ませ、孤独や苦痛へと追いやるかもしれません。
  • 4. すべてを「HSPのせい」にして思考停止する
    「HSPだから、できなくても仕方ない」
    「これはHSPの特性だから、諦めるしかない」
    HSPという言葉を、変化を拒むための「言い訳」や「免罪符」にしてしまうーー
    気質を理解することは、自分を諦めることではありません。
    自分という唯一無二の楽器の特性を理解し、最高の音色を奏でるための「取扱説明書」を手に入れて、挑戦することなのです。

私の人生を変えた「最後のピース」|HSS型HSPの発見

私自身、長年、自分という楽器の取扱説明書を見つけられずにいました。

村上 亮一

とはいえ、自分自身がHSPであるという自覚は以前からありました。
しかし、どうしても腑に落ちない「矛盾」を抱えていたのです。

一人で静かに過ごす時間を心地良いと感じているのに、心のどこかでは、常に新しい刺激や挑戦を求めている自分がいる。

繊細で傷付きやすいのに、好奇心に突き動かされ、自ら刺激の渦の中に飛び込んでは、案の定、激しく消耗して動けなくなる。

「自分は、典型的なHSPではないのかもしれない……」
「いや、そもそもHSPですらないのか?」

そんな矛盾を抱えたまま、私は自分を責め、心身をすり減らす日々を送っていたのです。

村上 亮一

例えば、ライブ活動。

そもそも、ミュージシャンとしてステージに立つことは好きでした。

しかし、ライブハウスの爆音や、多くの人の視線、そして終わった後の打ち上げの喧騒が、耐え難い苦痛だったのです。

「音楽は好きなのに、なぜ素直に楽しめないんだ?」と、常に自分を責めていました。

そんな折、転機が訪れたのは、何気なく立ち寄った書店でのこと。

「今さらHSPの本を読んでも……」と思いながら、HSPに関する本のページをめくっていた私の手は、ある一行でピタリと止まります。

そこには「HSPの種類」という見出しと共に、「HSS型HSP」という、見慣れない文字が並んでいたのです。

HSS(High Sensation Seeking)とは、「刺激追求型」と訳されます。

つまり、HSS型HSPとは、「非常に感受性が高く繊細(HSP)」でありながら、刺激を求める(HSS)」という、一見すると相反する気質を併せ持った人々のこと。

「アクセルを踏みながら、ブレーキを全力で踏み込んでいる状態」

その表現を見た瞬間、全身に電流が走るような衝撃を受けました。

長年、私を縛り付けてきた「矛盾」の正体が、一瞬にして明らかになったのです。

探し続けていた、人生のパズルの「最後のピース」が、カチリと音を立ててはまったような、圧倒的な「納得感」。

村上 亮一

それは、「自分がおかしいわけではなかったんだ」という、涙が出るほどの安心感であり、私の人生が、再び色鮮やかに動き出した瞬間でした。

「気質」を前提に人生を再設計する|HSPの生き方と戦略

先述のとおり、HSP、あるいはHSS型HSPという「気質」は、変えることができません。

では、私たちは、この生きづらさと一生付き合っていかなければならないのでしょうか?

無論、そんなことはありません。

村上 亮一

大切なのは、自分を無理に変えようとするのではなく、「HSPであることを前提として、自分を活かせる環境をデザインする」という発想の転換です。

それは、自分という楽器の特性を嘆くのではなく、その楽器が最も美しく響くホール(環境)を、自分の手で探し、創り出す作業に他なりません。

例えば、以下のとおり。

  • 防御戦略:「逃げるが勝ち」を肯定する
    まず、あなたを消耗させる刺激からは、戦略的に「逃げる」勇気を持ちましょう。
    あなたの心を蝕む「汚い人」(ネガティブな言葉や態度で、あなたのエネルギーを奪う人)や、騒々しいだけの飲み会、満員電車など……。
    それらから物理的に距離を置くことは、弱さではなく、あなたの繊細な才能や貴重なリソースを守るための、必須とも言えるほど重要な選択です。
    私は、人混みや混み合う時間帯を避けたり、汚い人を視界へ入れないよう徹底したり、ノイズキャンセリングイヤホンや縁の太いメガネを使うことで、日常の過剰な情報を遮断しています。
    それだけで、一日の疲労感が、まったく違うものになるのです。
  • 環境戦略:「良質な暇人」を目指す
    音楽に、美しいメロディを際立たせる「休符」が必要不可欠であるように、HSPの人生にも、意図的に創り出した「何もしない時間」が絶対に必要です。
    スケジュール帳に「空白」という名の予定を書き込むーー
    それは、怠惰ではなく、散らかった思考を整理し、すり減った感性をチューニングするための、重要な自己投資なのです。
    特に、「午後に予定が一つあるだけで一日中落ち着かない」という方は、重要な用事は午前中に済ませ、午後は意識的に「余白」にすることを強くおすすめします。
  • 価値観戦略:「納得感」を人生の道しるべにする
    お金、地位、他者からの評価など……。
    私たちは、知らず知らずのうちに、外部の価値観に人生のハンドルを握られています。
    しかし、HSPの心を本当に満たすのは、そういった類のものではありません。
    たとえ非効率でも、たとえ誰にも理解されなくても、自分の心の底から「これだ」と湧き上がる、震えるほどの「納得感」ーー
    それこそが、私たちが進むべき道を照らす、唯一絶対の光であり、信じるべき判断材料なのです。

専門家ではなく「唯一無二の存在」へ|マルチクリエイターという生き方のススメ

自分という楽器の特性を深く理解し、最高のホール(環境)をデザインできたならーー

最後に、あなただけの「最高の音楽」を奏でるステップへと進みましょう。

HSP、特に私のようなHSS型HSPは、その尽きない好奇心ゆえに、一つの道を極める「専門家」という生き方に、時として苦しさを感じることがあります。

場合によっては、「飽き性」だと自分を責めてしまうかもしれません。

村上 亮一

しかし、その気質こそ、変化の激しい現代における最強の武器になり得るのです。

例えば、私の場合。

「音楽」×「文章」×「HSPという気質」×「自分の経験や思想」

これらを掛け合わせることで初めて、「HSPの繊細さを抱えながら音楽を続けることの苦悩と、その先にある希望と自分らしさ」という、他の誰にも語れない、唯一無二のテーマを語ることができます。

一つの分野では専門家に敵わなくても、複数の分野を、あなただけの経験と感性で繋ぎ合わせるーー

そうして生まれたあなたは、もはや誰かと比較されることのない、「唯一無二の存在」です。

これが、私が提案する「マルチクリエイター」という生き方。

村上 亮一

HSPの「深く考える力」と、HSS型の「好奇心」を最大限に活かした生存戦略です。

繰り返しますが、あなたの生きづらさは、決してあなたの性格のせいではありません。

それは、あなたに与えられた、世界を誰よりも深く、豊かに味わうための「特別な資質」の裏返しなのです。

その気質の取扱説明書を正しく理解し、あなただけの環境をデザインし、あなただけの音色を奏でるーー

その時、かつてあなたを苦しめた生きづらさは、あなた自身を、そしていつかは誰かを照らす、眩いほどの輝きを放つでしょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

以上、村上 亮一でした。

村上 亮一

ではでは、したっけね~!

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