【自己中が丁度良い】HSPの共感疲れ対策|自分軸を取り戻す境界線の引き方

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【自己中が丁度良い】HSPの共感疲れ対策|自分軸を取り戻す境界線の引き方

スマホに通知があることに気付くーー

その瞬間から心が「ズンッ」と重くなる。

相手が誰であろうと、どんな内容であろうと関係ない。

「あぁ、また自分の時間が奪われるのか……」

そんな、自分でもコントロールできない憂鬱な感情を抱いてしまう。

もし、あなたも、そんな感覚に心当たりがあるのなら……。

村上 亮一

今回の提案は、そんなあなたの心を軽くするヒントになるかもしれません。

とはいえ、今回の提案は、少し過激に聞こえる可能性もあります。

なぜなら、端的に言えば「もっと自己中心的になろう」という提案だから。

「優しい人」でありたいーーそう願う私たちHSPにとっては、かなり抵抗のある言葉ですし、私自身もその気持ちは痛いほどわかります。

けれど、もし、あなたのその優しさが、あなた自身苦しめる原因になっているとしたら?

あるいは、気が病むほどの「共感疲れ」や、自分の人生を満足に生きられず、自分自身を「他人の人生の脇役」にしてしまう原因だとしたら?

ーーこの記事は、決して「冷たい人」になるための話ではありません。

むしろ、あなたのその大切な優しさを擦り減らさずに、一生使い続けるための、いわば「活用術」です。

村上 亮一

本当の意味で(自分にも、他人にも)「優しい人」になるための、具体的な対策ーー「境界線」の引き方についてお話しします。

目次

なぜHSPは「他人の悩み」を、自分事にしてしまうのか?

HSPの特性の一つに、「Empathy and emotional responsiveness」(共感力が高く、感情に強く反応する)というものがあります。

これは、私たちが生まれつき、非常に高性能な「感情のアンテナ」を持っているようなものです。

他人の喜びや悲しみ、怒りといった感情の電波を、良くも悪くも勝手に受信してしまう。

普通の人であれば「大変そうだね」と客観的に受け止められる場面でも、私たちは、その感情をまるで自分事のように「追体験」してしまいます。

村上 亮一

映画の登場人物に感情移入しすぎて、観終わった後も引きずってしまうーーあの感覚に近いでしょう。

そして、さらに厄介なのが罪悪感。

相談を断ったり、うまく応えられなかったりすると、「冷たい人間だと思われたんじゃないか」「もっと何かできたはずだ」と、今度は自分自身を責め始めるのです。

相手を助けたいという純粋な優しさと、期待に応えたいという完璧主義、そして見捨てられることへの恐怖……。

これらが複雑に絡み合い、私たちは知らず知らずのうちに、他人の悩みを自分事として捉えて、そのプレッシャーや重さに喘ぐことになるのです。

「他人の人生の脇役」だった頃

何を隠そう、私自身も、この「共感疲れ」によって、自分自身の人生を見失いかけた一人です。

村上 亮一

昔から、なぜか人によく相談を持ちかけられることが多かった。

ギタリストとして活動していた頃は、バンドメンバーの人生相談に乗り、まるで自分が人生のどん底にいるかのように追体験し、なかなか眠れないこともありました。

その他にも、友人が仕事の悩みを打ち明ければ、その上司に本気で腹を立て、自分の創作活動そっちのけで、何時間も解決策を考えたことすらあります。

とはいえ、相談に乗ること自体は嫌いではありませんでした。

むしろ、頼られることに、ささやかな喜びすら感じていたほどです。

しかし、問題はその後ーー

村上 亮一

彼らが問題を解消した時、私は達成感と共に、いつも言いようのない「空虚感」に襲われるのです。

「あれ……? そういえば、俺の曲作り、まったく進んでないな」
「あの人にアドバイスした時間って、本来はギターを練習する時間だったはずだよな……」

自分の時間や感情、エネルギーといった、人生で最も貴重なリソースを、他人のために使い果たしてしまう。

そして、気が付いた頃には「自分の人生に主人公がいなくなっている」ーー

そんなことの繰り返しの中で、私は徐々に人と深く関わること自体に、違和感や恐怖を覚えるようになりました。

「親しくなればなるほど、自分の時間が奪われて、自由を阻害される」

そう感じるようになってしまったのです。

村上 亮一

そして、その結果、「人間関係のリセット癖」を生み出しました。

完璧な対応ができないくらいなら、何もしない方がマシだ。

そうやって、自ら大切な繋がりを断ち切ってしまう。

何の前触れもなく、突如として連絡が途絶えるのだから、相手は相当驚くでしょうし、私自身も申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

しかし、そうしなければ、「自分自身が納得できない」うえに、「精神や感情が耐えられなくなる」のです。

優しくありたいのに、優しくあることに疲れ果て、結果的に誰よりも冷たい人間になってしまうーーこの矛盾こそが、「共感疲れ」の最も恐ろしい結末でした。

「優しい自分」と「疲れない自分」を両立させる、3つの境界線

そんな苦しい経験から、私は自分の哲学と向き合い直しました。

「自分の人生を後回しにしない」
「まずは自分を満足させる」

この哲学を実践するために編み出したのが、これからお話しする3つの「境界線」です。

村上 亮一

これは、他人を拒絶するための「壁」ではなく、自分と相手の両方を大切にするための、いわば思いやりの「仕切り」と言えるでしょう。

境界線1:課題の分離

これは、心理学でも使われる考え方ですが、「これは、あなたの課題。これは、私の課題」と、心の中で線を引く方法です。

例えば、友人が仕事で悩んでいる場合ーーその悩みは、友人の課題です。

私ができるのは、話を聞き、共感し、私の経験を伝えることまで。

その先の「決断」や「行動」は、友人が自分自身で乗り越えるべき課題なのです。

それでも、やはり冷たく聞こえるでしょうか?

村上 亮一

しかし、考えてみてほしいのです。

相手の課題を奪い、代わりに解決してあげることは、本当に相手のためになるのでしょうか。

それは、相手の成長の機会を奪う、ある種の「傲慢」ではないでしょうか。

たしかに、短期的に見れば冷たく映るかもしれません。

それでも状況を俯瞰し、長期的に見ることで、結果として相手のための優しさになっていることに気が付くはずです。

村上 亮一

だからこそ、どれだけ心苦しくても「相手を信じて、私は手を出さない」ーーそう決心しましょう。

とはいえ、マインドブロックを外すまで(腹落ちするまで)は相当に苦しく、難しいことかもしれません。

しかし、繰り返しますが、これは相手への信頼に基づいた「優しさ」なのです。

暖かい気持ちで「課題の分離」ができるよう、少しずつ自分のマインドを変えていきましょう。

そして、相手に何度も課題を繰り返させるような「無駄な苦痛」を与え続けないためにも、相手を信じて見守りましょう。

境界線2:自分を先に満たす

私の哲学に、こんな一文があります。

「自分の幸せが満たされた時、溢れるものがあれば、それが他人への幸せだ」

言うまでもなく、コップが空っぽの状態では、他人に水を分け与えることはできませんよね。

また、無理に与えようとすれば、コップが倒れ、自分も相手も結局濡れてしまいます。

村上 亮一

つまり、私たちHSPにとって、自分を優先することは「わがまま」なのではなく、「義務」に近いのです。

創作に没頭する、一人で散歩する、好きな音楽を聴く……。

そうやって、まず自分の心(コップ)を、楽しい気持ちや納得感で満たしてあげる。

そうして溢れ出した「澄んだ水」だけを、私たちは他人に分け与えればいいのです。

自分を大切にすることは、巡り巡って、他人を大切にすることに繋がります。

境界線3:実際に境界線を設定する

心の中だけで境界線を引くのが難しい場合は、実際に境界線を設定するのが有効です。

例えばーー

「ごめん! 今ちょっと集中したいから、1時間後でもいい?」
「大事な話だと思うから、明日の昼にあらためて15分だけ時間をもらえる?」

このように、正直に自分の状況を伝えるのです。

最初は勇気がいるかもしれません。

「冷たいと思われたらどうしよう」と、罪悪感を抱くでしょう。

村上 亮一

しかし、本当にあなたを大切に思ってくれる相手なら、あなたの状況を尊重してくれるはずです。

そして、この「正直さ」こそが、お互いにとって無理のない、持続可能な関係を築くためのポイントにもなります。

「何事も、受け取らなければ成立しない」ーーこれも、私の大切なマインドセットの一つ。

すべての連絡に、即座に、完璧に応える必要はない。

自分の心の準備ができた時に、自分のペースで応えれば良いのです。

最後に:「優しい人」ではなく、「本当に優しい人」になる

「境界線を引く」というと、どこか寂しく、冷たいイメージがあるかもしれません。

しかし、私がたどり着いたのは、全く逆の結論でした。

境界線を引くことは、「冷たい人」になることではありません。

それは、「自分に、そして結果的に、相手にも優しい人」になるための解決策なのです。

自分の貴重なエネルギーを守り、心を健康に保つことで、私たちは「いざという時に」本当に質の高い優しさを、大切な人に注げられるでしょう。

村上 亮一

私たちは自分自身を大切にできて初めて、本当の意味で他人を大切にできるのかもしれません。

そして、忘れないでほしいことがあります。

それは、私たちは自分が思っている以上にワガママに、そして自己中心的に生きて良いということーー

特に、常に他人を優先しがちな私たちHSPにとっては、「少し自己中かな?」と感じるくらいが、きっと丁度良いバランスです。

もし、あなたが今、「共感疲れ」で動けなくなっているのなら、まずは今回お伝えした3つの対策(境界線)を、1つだけでも試してみてください。

それは、あなたを「本当に優しい人」にするキッカケになるかもしれません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

以上、村上 亮一でした。

村上 亮一

ではでは、したっけね~!

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