村上 亮一どうも、村上 亮一です。
先日、横浜にある「カップヌードルミュージアム」(安藤百福発明記念館)へ行ってきました。
念願のカップヌードルミュージアムです。


上京する際、音楽活動に明け暮れること以外に楽しみにしていたのが、カップヌードルミュージアムへ行くこと。
しかし、念願と言いつつも、なかなか行かずに、15年(!)近くも経過しておりました。
特に、行かなかった理由があるわけではありません。
いざ上京してみると、近場にあるからなのか、
「いつでも行けるし……まぁ、今度でいいか!」的なノリが続き、今日に至ります。
気が付いたら、15年経っていました。
自分でも驚きです。
ずっと気持ちは変わらず、行きたいと思っていたのに……。
こうやって人は、やりたいことをやらずに死んでいくのでしょうね。
そんな折、弟が東京に遊びに来るついでに行ってみたいと言い出したので、重い腰を上げて行ってきました。(いや、重い腰っていう表現は違うか?)
そして、結論から言えば……
最高のミュージアムでした!(当然ですね)
実際に行ってみたら、ただの観光地ではなく、家族の思い出まで蘇る素晴らしい体験になりました。
そんな一部始終を、ぜひ最後までご覧ください。
洗練された建築|スタイリッシュな外観と圧巻の吹き抜け
自宅から電車を乗り継ぎ、1時間半ほどかけて、無事に到着。
外観を見て、テンション爆上がりです。
なんとも、スタイリッシュ!




とはいえ、正直に言えば、想像していたよりも小さく感じました。
おそらく、自分の中で、勝手に期待値を上げていたことが原因でしょう。
しかし、館内に入ってからビックリ!
圧倒的な高さを誇る、吹き抜けのお出ましです。


なんとも、壮観!
こちら、受付 / ロビーなのですが、高い吹き抜けに加えて(おそらく5階分?)、白を基調としたシンプルな内装によって、ものすごい開放感を味わえます。
入口を低く設計し、そこから高さを上げることで、より一層と高さや広さを感じさせる手法……やるな、日清。
「ずっと、ここにいたい」ーーそう思えるような気持ちよさです。
それと同時に、否が応でも、これから始まるミュージアムへの期待が高まります。
ここに留まりたい気持ちと、先へ進みたい気持ちーーそれは、まるで常日頃から抱えている葛藤のよう……(早よ行け)
しばし解放感に浸ってから、入場チケット(500円)を購入し、いざミュージアム内部へ。




ちなみに、入場チケット購入時に、自分でカップヌードルを作る「マイカップヌードルファクトリー」の整理券がもらえます。
(マイカップヌードルファクトリーの利用は、必須ではなく任意です)
後に紹介しますが、ここでマイカップヌードルファクトリーの料金は支払いません。
あくまでも、整理券をもらうだけ。
料金は、マイカップヌードルファクトリーの会場内(現地)で支払います。
いや〜、しかし、
チケットやパンフレットのデザインも素晴らしい。
シンプルでありながらも、カップヌードルらしさや、インパクトがあって素敵です。
……と思っていたら、デザイン(総合プロデュース)されているのは、佐藤可士和さんでした。
そりゃ、良いはずだ。
納得です。
「食と記憶は繋がっている」|パッケージで蘇る、あの頃の記憶
さて、さっそく、2階へ上がって「インスタントラーメンヒストリーキューブ」へ。
あらゆるパッケージたちが、圧巻の数量で出迎えてくれます。




ヒストリーというだけあり、インスタントラーメンの原点である「チキンラーメン」から始まり、現代の商品までを一挙に網羅。
シンプルに、よくこんなに作ったもんだな〜と感心。
そして、懐かしいパッケージを見ながら、弟と共に、当時の思い出を語るのも一興でした。
幼い頃に食べた商品、購入したお店、家族と食べた思い出など、パッケージを見ただけで自然と蘇ります。
あの頃の雰囲気や匂い、出来事に至るまで、想像しているよりも「食と記憶は繋がっている」ことに気が付きました。
また、知らないうちに(気づかないうちに)販売終了していた商品も多々あり、ちょっと切ない気持ちにもなりましたね。
多様化に喜ぶ一方、市場の厳しさや過度な競争、そこから派生する不要な資源 / 労働など、ネガティブな側面も垣間見た気がしてならないです。
とはいえ、結果的に、経済成長からの恩恵を得ている、豊かさを享受している現状に感謝をしようという、ポジティブな気持ちで見終えました。
ちなみに、個人的に「ラ王」は初期のレトルト麺が好きだったし、「ごんぶと」(特にカレーうどん)、「スパ王」あたりは、幼い頃の憧れの食べ物であり、たまに食べられるご馳走でしたね。
それぞれ、現在も乾麺やチルドなどに姿を変えて販売されていますが、あの頃のような熱い気持ちにはなれません。
もちろん、単純に「思い出補正」や「大人になったから」という理由もありますが、それでも当時の商品の魅力には敵わないと感じました。
やっぱり、勢いがあった頃の(いわゆるバブリーな)日本はスゴいです。
物価高 / 円安 / 長引く不景気に苦しむ現代を生きているからこそ、より一層と実感しますね。
世界を変えた男と父の思い出|極寒の山仕事とカップヌードル


さて、安藤百福さんの像を拝み終えて、次に向かったのは「安藤百福ヒストリー」。
その名のとおり、安藤百福さんの軌跡を辿るコーナーです。
なお、同時にインスタントラーメンの歴史を辿ることになるゆえ、ここは「安藤百福さんの歴史=インスタントラーメンの歴史」と言っても過言ではないでしょう。










安藤さんの飽くなき探求心とチャレンジ精神、本当に偉大な方だと感じざるを得ません。
この日本から、世界を変えるような商品 / 技術を生んで下さったことに感謝。
同じ日本人として、本当に誇らしいです。
また、徐々に豊かになっていく世界を辿ると、(月並みながら)本当に自分は恵まれた時代 / 国に生まれたのだと痛感しました。
なんだかんだ言っても、数十年先に生まれていただけで、圧倒的に貧しい環境だったのだから驚きです。
実際、幼い頃の両親(現在は60代)は、私生活で馬車を使っていたり、当然、カップヌードルも貴重な品だったと話していました。
幼い頃の父親の楽しみは、冬の厳しい山仕事の手伝いの最中に食べるカップヌードルだったそう。
今よりも防寒具の機能が乏しく、どれだけ着込んでも寒い中で食べるカップヌードルは、唯一の救いだったようです。
「極寒で辛い山仕事でも、カップヌードルを食べたいから、手伝いに行っていたようなもの」ーーそう語っていました。
(話しは前後しますが)そんな両親ーー特に父親に、自分で作ったカップヌードルをプレゼントできると思うと、より一層と嬉しくなります。
まさか、数十年後に、自分の息子からオリジナルカップヌードルをもらうことになるなど、山仕事をしていた幼い頃の父親は想像もできなかったことでしょう。
とにかく、安藤さんを筆頭に、こんなに豊かな時代 / 国にしてくれた先人たちに感謝です。
ありがとうございます。
さて、ひととおり安藤さんの軌跡を辿り、次に向かったのは「百福の研究小屋」。














その名のとおり、チキンラーメンが誕生した当時の研究小屋を、忠実に再現した展示物です。
外装はもちろんのこと、内装まで丁寧に再現されており、当時の雰囲気を余すことなく味わえます。
小屋というだけあって、かなり狭い建物。
それでも、研究に必要な道具が詰まっている様は、まるで秘密基地のよう。
当然、男ならワクワクせざるを得ない環境です。
男の子ってこういうのが好きなんでしょ?
はい、大好物です。
ここから大発明と共に、世界を変える商品が生まれたなんて、ロマンがあるな〜と感慨深い気持ちになりました。
大本命!「マイカップヌードルファクトリー」で親孝行ギフト作り
そんなこんなで、お待ちかね「マイカップヌードルファクトリー」の入場時間が近づいてきたため、3階へ移動。
ところで、「マイカップヌードルファクトリー」を知らない方は少ないと思いますが、念のために説明すると……
「マイカップヌードルファクトリー」は、世界でひとつだけのオリジナル「カップヌードル」を作ることができる工房です。
自分でデザインしたカップに、4種類の中からお好みのスープと、12種類の具材の中から4つのトッピングを選べます。
つまるところ、ロマン溢れる「夢の工房」というわけです。
もはや、カップヌードルミュージアムのメインイベントと言っても過言ではありません。
「マイカップヌードルファクトリー」を目的に、カップヌードルミュージアムへ来る方も多いのではないでしょうか?
整理券があるとはいえ、ものすごい人集りです。




というのもーー後から知ったのですが、この日(この時期?)は、学校団体での利用があり、特に混み合っていた模様。
しっかりと、ホームページにも記載されていました。
私が来場した際は、たくさんの小学生と中学生が訪れていました。
たしかに、たくさんの子どもたちで賑わっている一方、ゆっくり展示を見て周るのは難しかったですね。
どうしても、騒いだり、走り回ったりしちゃいますから……。
ゆっくりと見て周りたい、子供や人混みが苦手という方は、事前に確認しておくのをオススメします。
さて、話を戻しましょう。
少し並んだ後に、係員の指示で「空のカップ」を自販機にて購入します。






現金はもちろんのこと、電子マネーやクレジットカードも使えるため、決済方法に困ることはないのが嬉しいところ。
引き続き、係員の指示で、カップにデザインをする座席へ案内されます。
無事に着席したら、あとは自由に、思うがままにカップへデザインを施しましょう。




今回は、無心で両親の名前を書き入れました。
本当はイラストも入れたかったのですが、混雑状況を鑑みて自重。
「次回はイラスト入りで作る!」
そう決意し、次のステップへ。
いよいよ、肝心のスープと具材選びです。


お馴染みの具材から、限定の具材まで、あらゆる具材が用意されています。
ちなみに、12種類の具材の中から4つのトッピングを選べますが、4つ全てを同じトッピングにすることも可能。
したがって、
- キムチだけ!
- (シーフードだけど)謎肉だけ!
- (カレーだけど)カニカマだけ!
など、偏愛スタイルのカップヌードルに仕上げることも可能です。
とはいえ、今回は両親へのプレゼントということで、ウケは狙わずに、
- スープ:シーフード
- 具材:インゲン / コーン / 謎肉 / ひよこちゃんカマボコ
やや珍しい具材を入れつつも、美味しく食べられるであろう、無難な組み合わせにしました。
「次回は偏愛チョイスで作る!」
そう決意して、最後のステップへ。
カップをラッピングしてもらい、持ち帰りの袋に入れて、空気をパンパンに注入すれば完成!




できた〜!!


いや〜、なんだかんだで、想像以上に楽しめました。
デザインの段階から童心に帰って楽しめましたし、完成品をお土産として持ち帰れるので、「体験+お土産」として考えれば、相当コスパの良い体験かと思います。
(まぁ、そもそも、ここで利益を出そうとは考えていないのでしょうけれど……)
やはり、カップヌードルミュージアムに来たら、「マイカップヌードルファクトリー」はマストではないでしょうか。
ディープな麺の世界へ|「NOODLES BAZAAR」と、トガりすぎ?禁断のソフトクリーム
さて、次に向かったのが、4階にある「NOODLES BAZAAR -ワールド麺ロード-」。


安藤百福さんが、”麺”のルーツを探し求めて「麺ロード」を旅する途中で出会った、世界各国のさまざまな“麺”を味わえるフードアトラクションです。
アジアのナイトマーケットをイメージした空間で、世界に広がる麺の食文化を楽しめます。
否が応でも、入口の時点で、怪しげな雰囲気にワクワク。


オリジナルカップヌードルを作っていた際に湧き上がった食欲と共に、ドキドキが止まりません。
焦る気持ちを抑えつつ、いざ入場!
ご覧のとおり、雰囲気バツグンです。








異国の風を感じざるを得ません。
よくよく見渡すと、各所に食券機が設置されています。


食券を購入して、指定のお店で食事を受け取る、いわゆるフードコート形式ですね。
ちなみに、料金はこんな感じでした。
- 1食 500円 (ハーフサイズ)
- ミニチキンラーメン 1食 250円
- 各国のデザート 1食 400円
- 各国のジュース 1本 200円
- ドリンクバー 250円


比較的、手頃な値段なのが嬉しいところ。
ラーメンに関しては、ハーフサイズと書かれているとおり、料理の量は多くないため、色々なメニューを楽しめると思います。
あれこれ悩んだ末に、マレーシアの「ラクサ」をチョイス。


いざ、実食!
極端に甘いわけでも、すっぱいわけでもなく、意外にも王道?な味わい。
想像していたよりも食べやすい味(癖がなく、マイルド?)に仕上がっており、最後まで美味しくいただけました。
おそらく、老若男女、誰でも楽しめるように(日本人が楽しめるように)、現地の味をマイルドに調整して仕上げているのでしょう。
しかし、逆に攻めていたのが、カップヌードルソフトクリーム!


これは、トガッてます。
トガり散らかしています。
見た目の可愛さに騙されてはいけません。
侮るなかれ、本当にクセがすごいです。
ぜひ、勇気を出して食べてみてほしいのですが、想像している2倍……いや、5倍はカップヌードルの味がします。
それゆえ、甘味よりも塩味が強い、と言っても過言ではありません。
近いところで言えば、「みたらし」でしょうか?
とはいえ、当然のことながら、「みたらし」なんて比較にならないくらいのクセです。
もちろん、トッピングされている具材も、普段のカップヌードルに含まれているアレ。(たぶん)
ちゃんと、しょっぱいカリカリです。
まさか、謎肉やネギ(しかも、お湯で戻していないカリカリの状態)と一緒に、アイスを食する日が来るとは……。
これは素晴らしい、禁断のマリアージュ。
人によっては、ハマってしまうデザートかもしれません。
色々な意味で甘くない、本気で攻めたデザート、ぜひ堪能してください。
【まとめ】カップヌードルミュージアム最高!
その後、時間の兼ね合いもあり、1階へ降りてお土産コーナーへ。




多くのオリジナル商品が並ぶものの、思いのほか「カップヌードルそのもの」のお土産は少なく、お菓子や雑貨が多い印象でした。
「カップヌードルは、普段のお店で買ってね」ということでしょうか。
本音を言えば、ミュージアムショップ限定のカップヌードルがあれば、個人的には嬉しかったですね。
(カップヌードルファクトリーの存在意義や、希少性が薄れてしまうけど……)
とはいえ、ミュージアムショップ限定のお土産がたくさんあるため、ぜひ帰り際に立ち寄りましょう。


さて、やっとのことで訪れた、念願のカップヌードルミュージアム。
言うまでもなく、見どころ満載、素晴らしい体験ができて、本当に楽しかったです。
とはいえ、先述のとおり(学校団体での利用があり)、特に混み合っていたため、正直ゆっくり観て周ることはできませんでした。
ゆっくり、じっくりと周りたい方は、あらかじめホームページにて「混雑予想のお知らせ」を確認することをオススメします。
「チキンラーメンファクトリー」や「百福シアター」など、まだまだ立ち寄らなかった場所もあるため、必ず再訪します!


カップヌードルミュージアム、最高!
安藤さん、日清さん、万歳!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上、村上亮一でした。



ではでは、したっけね~!


コメント