【はじめての東京】北海道から家族がやってきた|HSPの私が「ガイド」になって気付いたこと

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【はじめての東京】北海道から家族がやってきた|HSPの私が「ガイド」になって気付いたこと

3月26日〜28日にかけて、北海道から両親と二人の弟が東京へやってきました。

次男の弟は、旅行のたびに私の家に泊まりに来るのでお馴染みなのですが、両親と末っ子の弟にとっては、修学旅行以来の、ほぼ「はじめての東京」です。

「迷うことなく、スムーズに案内できるだろうか?」
「人混みに酔ってしまわないだろうか……」
「東京の街並みに、圧倒されてしまわないだろうか……」

そんな期待や不安が混ざり合った、落ち着かない日々でした。

とはいえ、結果としては大成功!

無事に東京旅行のガイドを完遂しました。

村上 亮一

ということで、今回は、家族との「はじめての東京旅行の記録」をお届けします。

スカイツリーをバックに記念撮影する家族
目次

DAY 1:雨混じりの上野|羽田空港・御徒町・上野

北海道は、まだ雪が残る白銀の世界。

一方で、東京は桜の蕾が膨らみ、春の陽気が漂う別世界。

わずか1時間半のフライトで、季節が一つ進んでしまうことに、両親は「同じ日本とは思えない」と、目を輝かせていました。

両親は60代前半。

村上 亮一

修学旅行の際、フェリーに揺られて延々と時間をかけてやってきた世代の彼らにとって、このスピード感は不思議に感じられるのでしょう。

そして、大病を経験したり、手術を乗り越えてきた両親にとって、この旅行は単なるレジャーではなく、人生最大級のイベントであり、同時に「挑戦」でもあったのです。

また、これまでほとんど北海道の外へ出たことがなく、普段は車移動が中心で、歩く習慣がほとんどない二人。

「東京の電車移動、はたして体力が保つのだろうか?」
「観光とはいえ、満足に歩けるだろうか?」

そんな私の心配をよそに、結果的に両親は驚くほど軽快に歩いてくれました。

何よりも、一番驚いていたのは両親自身。

「こんなに歩けるなんて思ってなかったよ」
「もう一年分歩いたわ」

そんな風に、旅行中、絶えず嬉しそうに語っていました。

村上 亮一

とはいえ、私は「歩くこと」について、密かな自信を持ってたのです。

私自身、趣味の散歩でこの街を隅々まで歩き尽くしてきた経験があるーー

そして、この「歩く」という行為が、きっと両親の心身に良い刺激を与えてくれるはずだと。

閑話休題、話を羽田空港に戻します。

無事に到着した家族と共に、休憩も兼ねて、まずは羽田空港内にて昼食です。

「東京ならでは」ということで、洋食の名店「新宿アカシア」を提案したものの、両親が洋食の気分ではないとのことーー

適当に飲食店を見てまわった結果、「とんかつ 和幸」で昼食をとることになりました。

私が「チェーン店だけど良いの?」と驚いていると、「地元にないお店だし、定食類の気分だから良い」との返答ーー

村上 亮一

お察しのとおり、私の地元はかなりの田舎なのです。

「とんかつ 和幸」で昼食をとる家族

何はともあれ、ゆっくりと昼食を楽しみ、十分に休んだのち、モノレール乗り場へと家族を誘導。

今回の拠点、御徒町へ向かいます。

浜松町まで向かうモノレールの車内、徐々に変わりゆく風景に驚きつつも、これから始まる東京観光が楽しみだと嬉しそうに語る、両親の姿が印象的でした。

東京モノレール乗り場の前で記念撮影する家族

拠点は御徒町、ホテルニューグリーン

今回の拠点は、御徒町。

御徒町は、上野や浅草へのアクセスが良く、かつ東京の「日常」を感じられる場所です。

そして、宿泊するのは、「ホテル ニューグリーン」。

ホテル ニューグリーン御徒町の外観
公式サイトより画像を引用
村上 亮一

少し年季の入った佇まいではあるものの、旅行サイトやネットの口コミなどでも概ねポジティブな評価であったため、安心して利用できると考えたのです。

花見のシーズンということもあり、料金はやや高めの設定でしたが、それでも他のビジネスホテルに比べれば、割安の料金となっており、コスパは良いと感じました。

各種設備に年季を感じるものの、だからといって不便に感じることもなく、概ね快適に過ごせました。

フロントの皆様も丁寧な接客をされており、とても好感が持てます。

ホテル ニューグリーン御徒町の室内
公式サイトより画像を引用
村上 亮一

あえて、気になる点をあげるのであれば……

  • シーリングライト(天井灯)が設置されていない。
  • (近くに首都高があるため)わずかに車の走行音が聴こえる。
  • ドライヤーのコードが短くて、少し扱いにくい。
  • シャワーのホースが柔らかいため、曲げると水圧が変わる。
  • 空調が安定しない……気がする。

こんなところでしょうか。

とはいえ、もちろん宿泊する上で大きな支障はありません。

村上 亮一

繰り返しますが、コスパの良いビジネスホテルだと感じました。

さて、チェックインは15時きっかり。

30分ほど早く着いてしまった私たちは、ホテルに併設されているファミレス「ガスト」で少し待つことになりました。

「早めに来ても入れてくれるだろう」と見込んでいたものの、そこは丁重に断られてしまいました。

ガストでの朝食付きプラン

今回は素泊まりではなく、母親からのリクエストで、(1階に併設されている、ガスト仲御徒町店での)朝食付きプランを利用しました。

和食(焼魚、和風ハンバーグ)または、洋食(目玉焼き、スクランブルエッグ)から選べる定食スタイルです。

正直、昨今のモーニングブームを考えると、1,000円という価格設定は少し強気。

とはいえ、「席が確実に確保されている」という安心感への投資だと思えば、悪くないのかもしれません。

ただし、料理そのものを鑑みれば、やはり個人的には満足とは言い難い内容。

村上 亮一

また、コーヒー好きの私としては、豆から挽くタイプのコーヒーでありながらも、インスタント以下に感じてしまった味は残念でした……。(苦笑)

しかしながら、家族全員でテーブルを囲むあの朝の「間」は、どこであっても、何物にも代えがたいーー

そんな「家族との貴重な時間」のための投資だと思えば、納得できました。

鮎の塩焼きと、父

ホテルに荷物を置き、私たちは上野公園へと向かいました。

桜の時期とはいえ、平日。

それでも、インバウンドの熱気は凄まじく、周囲は外国語で溢れかえっていました。

訪日外国人で溢れる上野

日本人を探すほうが難しいーー今の東京のリアルな姿に、両親は目を丸くしていました。

さらに、残念ながら、上野の桜はまだ「五分咲き」といったところ。

加えて、時折、冷たい雨が混じるような生憎の天気……。

村上 亮一

正直、「もっと暖かく、満開の時に見せてあげたかった」という悔しさがありました。

けれど、両親にとっては「桜が咲いているかどうか」よりも、「今、家族で上野を歩いている」という事実の方が、何倍も重要だったようです。

不忍池で記念撮影する家族
西郷隆盛像の前で記念撮影する家族
上野「月の松」

期待していた満開の桜には出会えませんでしたが、代わりに私たちは、屋台で「鮎の塩焼き」を見つけました。

実は、私はずっと「父に鮎を食べさせてあげたい」と思っていたし、父も以前から「鮎を食べてみたい」と言っていたのです。

北海道ではなかなか口にすることのできない、本州の川魚の王様。

1匹1,000円という、屋台価格としては決して安くない設定でしたが、それでも、私は迷わず自分と、そして父のために二匹買いました。

上野の屋台にて「鮎の塩焼き」を買ってご満悦の私と父

手渡された鮎は、作り置きだったのか、少しぬるい状態。

村上 亮一

味だけで言えば、満点とは言い難いでしょう。

けれど、父はそれを、本当に嬉しそうに口にしました。

「これが、鮎なのか」

そう呟きながら、尾びれから、骨から、最後には頭までーー何も残さず、父はまるごと食べきったのです。

その横顔を見た瞬間、私の中にあった「もっと美味しい鮎を食べさせるべきだった」という気持ちが、ふっと消えていきました。

村上 亮一

冷めていても、完璧な味でなくても、そこには「記憶」や「思い出」が宿るーーそれこそが、旅行の醍醐味なのだと痛感したのです。

そして、上野で見つけた「ぷにぷにシール」。

父は、孫(私の姪/甥)のために、「どれが可愛いかな?」と、真剣な眼差しでシールを選んでいました。

3,000円ほど費やして、大量のぷにぷにシールを購入。

村上 亮一

孫パワー、恐るべし……(笑)

吉池食堂で見上げた、スカイツリー

夕食は、御徒町の「吉池食堂」へ。

酒を飲む両親と次男、飲まない末っ子の弟ーー

その両方のニーズを満たす場所として、「吉池食堂」がベストだと考えたのです。

村上 亮一

運良く案内されたのは、窓からスカイツリーが見える特等席。

「吉池食堂」でスカイツリーを眺めながら食事を楽しむ家族

暗闇に浮かび上がる、幾何学的な光の塔。

「おぉ、すごいな!」
「すごいね〜! 本物のスカイツリーだよ!」

そんな風に、料理を待つ間や食事中、両親はスカイツリーを眺めては、熱心に写真を撮っていました。

吉池食堂にてスカイツリーを撮影する母

実は、父の職業は「大工」。

建物の構造、その美学などに対して、確かな目を持っています。

そんな父が、スマホを向けて夢中でシャッターを切る姿。

村上 亮一

その微笑ましさに、私は一人、胸を熱くしていました。

スカイツリーを見上げながら、ビールを飲み、新鮮な海の幸をはじめ、美味しい料理を囲むーー

それは、どんな贅沢なフルコースよりも、ずっと心を満たしてくれる夕食です。

吉池食堂の料理

料理の幅が広く、ほどよくカジュアルな雰囲気で居心地も良く、とても素敵なお店でした。

村上 亮一

機会があれば、また利用したいと思います。

その後、両親はホテルへ戻り、私は弟たちと夜の上野を散歩しました。

ライトアップされた夜桜が、闇の中に淡いピンク色の輪郭を描いています。

上野公園の夜桜

かつて同じ屋根の下で育った兄弟たちが、大人になって、それぞれの人生を背負って、こうして東京の夜を歩いているーー

夜の上野を散歩する私と弟たち
村上 亮一

なんとも言葉にできない充足感に満たされた、最高の夜になりました。

DAY 2:江戸の粋|浅草・スカイツリー

浅草とメロンパン

2日目。

朝7時にガストで朝食を済ませた私たちは、9時半頃に浅草へと降り立ちました。

雷門にて記念撮影する家族

仲見世通りは、まだシャッターを下ろしたままの店もチラホラ。

仲見世通りを歩く家族

しかし、それが良かったのです。

村上 亮一

人混みに酔いやすい気質の私にとっても、初めての東京に緊張している両親にとっても、適度な混み具合が、ちょうど良く感じられました。

とはいえ、相変わらずインバウンド(訪日外国人観光客)の波は凄まじく、聞こえてくるのは様々な言語……。

日本人は体感で2〜3割といったところでしょうか。

「ここは、どこの国だ?」と、目を丸くする両親を連れて、私たちは食べ歩きを楽しみました。

歩き始めて最初に出会ったのは、揚げまんじゅう。

仲見世通りの揚げまんじゅう店

ごまあんを一口。

村上 亮一

残念ながら、これも少し冷めていて、「絶品」とは呼べない代物でした。

けれど、仲見世通りを歩きながら何かを口にするーーその行為自体が、彼らにとっては特別なイベントなのです。

そして、その後に美味しい出会いがありました。

浅草名物、浅草花月堂の「ジャンボめろんぱん」

浅草花月堂の店前
浅草花月堂の「ジャンボめろんぱん」
村上 亮一

それは、これまで私が食べてきためろんぱんの概念を、根底から覆すものでした。

焼きたて。

外側は、小気味よいほどカリカリとした食感。

中は、驚くほどふわふわで、バターの芳醇な香りが鼻腔をくすぐります。

「これは、美味しいね……!」

母も弟も、歓声を上げて食べていました。

食べ歩きの醍醐味は、こうした「当たり」に出会った瞬間の、全員で共有する高揚感にあるのだと再認識させられました。

大工の父は、高所恐怖症

浅草寺の本堂、そして五重の塔。

浅草寺の本堂にて
浅草寺の五重の塔

観光客の波が押し寄せる中、父の目はやはり「建物」に釘付け。

木造建築の粋、そして現代建築の極致ーーそんな対比を、父は専門家の目線で楽しんでいるようでした。

村上 亮一

ひととおり浅草を楽しんだ後、スカイツリーへ移動。

実際に足元から眺めるスカイツリーの迫力に、家族全員が圧倒されていました。

スカイツリーをバックに記念撮影する家族

そして、スカイツリーに登るために予約カウンターへ向かったものの、前日予約は満席、当日券も、夜19時頃まで待たなければならない状態……。

普通なら「失敗した」と落ち込む場面かもしれません。

しかし、高所恐怖症(大工なのに……笑)の父にとって、スカイツリーに登らないことは、むしろ「好都合」だったのです。

村上 亮一

「あんな高いところ行ったら失神するわ」と、半ば本気で言っていました。(笑)

ということで、私たちは、スカイツリーを登る代わりに「31階の飲食店街」へと向かいました。

実は「31階の飲食店街」は、穴場のスポット。

飲食店を利用せずとも、ここからなら無料で、東京の街を一望できます。

無料だからと、あなどるなかれ! これが、31階から見下ろす、東京の街並みです。

東京ソラマチ31階から見下ろす、東京の街並み
31階から見下ろす、東京の街並みを楽しむ家族
村上 亮一

「ここでも十分に高いわ! スカイツリーに登らなくて良かった……」と、父は腰を引かせていましたが(笑)、それでもスマホを構えて写真を撮りまくっていました。

ランチは「スギモト本店」。

平日にもかかわらず20分ほど待ちましたが、その価値は十分にありました。

牛カツを初めて食べる父。

初めて牛カツに少し戸惑いながらも、満足げな表情が印象的でした。

スギモト本店にて牛カツを楽しむ父

私は、ステーキとすき焼きの両方が楽しめる「合盛り御膳」を注文しました。

柔らかい肉の旨味が、疲れを癒してくれます。

スギモト本店の合盛り御膳
村上 亮一

美味しいものを食べて、大切な人と笑い合うーーそれ以上の贅沢が、この世にあるでしょうか?

鳥貴族は「観光地」

2日目の夕食、弟が言いました。

「鳥貴族に行きたい」

正直、私は少し驚きました。

せっかく東京に来たのに、もっと「東京ならでは」の店に行くべきではないか……と。

「せっかく東京に来たのに? どこにでもあるチェーン店だよ?」

村上 亮一

しかし、すぐに自分の無知に気付かされました。

北海道の、特に彼らが住んでいる地域には、鳥貴族はありません。(わずかに、札幌にはあるらしい)

つまり、彼らにとって鳥貴族は、SNSやテレビの中でしか見たことのない、一種の「東京ブランド」だったのです。

初めての鳥貴族で食事を楽しむ家族

全品、均一価格。

その明朗会計に驚き、焼き鳥のボリュームに感動する彼ら。

さっそく地元の親戚に「今、鳥貴族にいるんだ!」とLINEを送る母の姿。

「チェーン店=手抜き」と考えるのは、都会に住む人間の傲慢でしかないのかもしれません。

村上 亮一

誰かにとっての「日常」は、別の誰かにとっての「非日常」なのです。

そして、観光地というのは、有名な寺院やタワーだけではない。

その土地でしか味わえない(あるいは地元の日常ではない)体験そのものが、観光地になり得るーー

自分の固定観念を、家族が壊してくれた瞬間でした。

DAY 3:羽田空港を満喫|羽田空港・帰路

空港という、非日常の景色

最終日。

ホテルのチェックアウトを済ませた私たちは、再び羽田空港へと戻りました。

ターミナル間を移動する無料連絡バス。

そのバスが、空港敷地内を走るというだけで、彼らには驚きでした。

「バスが無料なの?」
「羽田空港って広いねぇ」

慣れ親しんだ者には見えない「不思議」が、そこかしこに転がっています。

村上 亮一

お土産を選び、最後に向かったのは「新宿アカシア」。

弟のリクエストによる、ロールキャベツの名店です。

和食を好む両親とは別行動になり、私たちはそれぞれに最後のランチを楽しみました。

「新宿アカシア」のハンバーグと名物ロールキャベツ

運ばれてきたハンバーグは、少し冷めていて、またしても「完璧な温度」ではありません。

村上 亮一

けれど、ロールキャベツの、濃厚でどこか懐かしい味は、この3日間の旅を締めくくるのに、相応しい美味しさでした。

「また、来たいね〜」

モノレールの窓から、レインボーブリッジやフジテレビを眺めながら、母がポツリと言いました。

東京モノレールからの眺めを楽しむ家族

その言葉を聞けただけで、私のガイドとしての役割は、十分に果たせたのではないかーー

そう思わずにはいられませんでした。

母の偏頭痛が、消えた理由

今回の旅行で、一番の驚きがありました。

それは、普段は車移動ばかりで歩く習慣のない両親が、無事に歩ききったことでした。

普段、母は原因不明の偏頭痛に悩まされており、薬が手放せない毎日を過ごしています。

村上 亮一

しかし、この三日間、母の口から「頭が痛い」という言葉が出ることは一度もありませんでした。

車社会の北海道とは違い、東京はとにかく歩きます。

不慣れな土地を歩き、新しい景色を脳に刻み、喜びを分かち合うーー

その「刺激」が、母の体内のリズムを整えたのかもしれません。

歩くことで得られる心地良い刺激や、大切な人と共有する体験という刺激は、時として、どんな薬よりも癒しを与えてくれるのでしょう。

エピローグ:ガイドとして、息子として

帰宅後、私はお土産としてもらった地元のインスタントラーメンを食べました。

東京での贅沢な料理とは対照的な、食べ慣れた「いつもの味」。

けれど、その一杯のラーメンが、無事に彼らを北海道へ送り届けたという、安堵感の象徴のように感じられたのです。

村上 亮一

そして、今回、私は「ガイドを商売にしようか」と本気で思うほど、ガイドを楽しみました。

私がこれまで、独りで、あるいは友人たちと、幾度となく歩き回ってきた上野や浅草の土地勘。

「散歩」という、一見すれば生産性のない趣味が、ここに来て「家族を守り、楽しませるための武器」に変わったのです。

また、私はHSPという気質ゆえに、街の細かな変化や、裏道の静けさ、店の空気感を敏感に察知することができます。

「こっちは混んでいるから、一本裏の道を通ろう」
「あそこの店なら、落ち着いて座れるはずだ」

そうした細やかな配慮が、結果として家族の体力の消耗を防ぎ、快適な旅にすることができたと自負しています。

自身の気質を活用しながら、自分の知っている世界を、大切な人に共有し、喜んでもらうーー

村上 亮一

それは、音楽を作ることも、文章を書くことも、本質は同じなのでしょう。

加えて、今回の旅で、両親は「自分たちでも飛行機に乗って旅行ができるんだ」という大きな自信を手に入れました。

この「自信」こそが、今回の旅で両親が得た、最大の収穫だったのではないでしょうか。

60代ーー新しいことに挑戦するには、勇気がいる年齢です。

「来年もまた来たい」

村上 亮一

その言葉が、私のこれからの活動の、そして、生きる上での大きなモチベーションにもなります。

親孝行なんて、大仰な言葉で飾らなくていい。

ただ、一緒に歩き、同じものを食べ、「美味しいね」「すごいね」と語り合うーー

そんな、一見当たり前の、でも、奇跡のような時間の集積。

村上 亮一

それこそが、人生において、もっとも尊く貴重なものなのでしょう。

次は、どこへ行こうか?

そんな想像を巡らせながら、私は引き続き、納得感のある人生を謳歌したいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

以上、村上 亮一でした。

村上 亮一

ではでは、したっけね~!

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