ゲームも音楽も大好きな私ですが、ときおりゲームの内容以上に音楽に注目してしまい、もはや「音楽を聴くためにゲームをプレイする」ことがあります。
今回はそんな魅力たっぷり、素敵な音楽(BGM)が楽しめるゲームを初代プレイステーションから3つ厳選してご紹介します!
年齢がバレそうで少し恐いところもありますが、どうぞ最後までご覧ください。笑
R4 -RIDGE RACER TYPE 4-
「R4 -RIDGE RACER TYPE 4-」(アールフォー リッジレーサータイプフォー)は、ナムコから1998年12月3日に発売されたプレイステーション用のゲームソフトです。
初代プレイステーションにおけるレースゲームジャンルを代表する傑作「リッジレーサー」シリーズの4作目にあたる作品です。
以下のとおり、魅力たっぷりのゲームとなっています。
・プレイステーション性能の限界を越えるような美しい映像
・直感的かつ爽快な操作性
・オシャレでモダンな各種デザイン
・秀逸なストーリー
・魅力的な登場人物
そして何よりも、洗練されたカッコいいBGMが楽しめるゲームであり、さまざまなエンタメ要素が高次元で融合した「一級の芸術作品」と言えるでしょう。
そのほか、収録されている車種も「ファンタジー要素」が満載で、現実離れしたデザインと性能でワクワクさせてくれます。
特にブッ飛んだデザインと性能で笑いすら誘う「デビルカー」は大注目です。
そんな名作R4の魅力はここでは語り尽くせませんので、別の機会に。笑
本題に話を戻しますと、収録されているBGMはエレクトロやハウス要素をベースにしたハイセンスかつダンサブルな楽曲たち。
いずれも適度にキャッチーで心地良く、ゲームプレイを邪魔しない、永遠にリピートできるような絶妙なクオリティで仕上げられています。
サウンドディレクターの大久 保博さんが作曲されている「Movin’in Circles」は特に有名な楽曲で、R4の魅力が凝縮されたような名曲です。
現実の車でドライブ中に聴きたいところですが、ゲームプレイのようなありえない過激なドリフトを発動しそうで、なかなか恐くて聴けません。
アークザラッド
「アークザラッド」は、ソニー・コンピュータエンタテインメントから1995年6月30日に発売されたプレイステーション用のゲームソフトです。
初代プレイステーションにおけるRPGを代表するシリーズの1作目にあたる作品です。
キャッチコピーの「光と音のRPG」どおり、映像や音楽が際立つ作品となっています。
・緻密に描かれたドット絵による美しい映像
・戦闘中に喋りまくるキャラクターの音声
・迫力あるエフェクト映像や効果音
一方で、これから!という時に、突如としてエンディングを迎える驚きと怒り(?)
RPGと銘打っているにも関わらず、シミュレーションRPGに近い内容であるなど、いろいろとツッコミどころも多い作品です。
そんな中、特に音楽のクオリティが圧倒的に素晴らしく、これまた音楽を聴くためにプレイしていた節があります。
ゲーム内の音楽はどれもキャッチーかつカッコいい作品が多く、自然と体でリズムを取りながらプレイしてしまいます。
希望・怒り・悲しみ・優しさ・勇気など、さまざまな感情を豊かに表現する幅広い楽曲が用意されています。
それもそのはず。
なんと、日本を代表するフュージョンバンド「T-SQUARE」の「安藤 まさひろ」さんと「和泉 宏隆」が作曲をつとめているのです。
個人的に「安藤 まさひろ」さんの弾くギターはもちろんのこと、キャッチーでメロディアスな楽曲を作られる、稀有なセンスによるメロディーメーカー(作曲家)としての側面に憧れております。
アジアンテイスト溢れる楽曲も大好きですが、個人的には圧倒的なカッコよさを誇る「戦闘シーン」の各種楽曲がオススメです。
立体忍者活劇 天誅
「立体忍者活劇 天誅」は、ソニー・コンピュータエンタテインメントから1998年2月26日に発売されたプレイステーション用のゲームソフトです。
忍者を題材としたアクションゲームで、いわゆるステルスゲームに分類されます。
「忍者版のメタルギアソリッド」とイメージしてもらうとわかりやすいでしょうか。
とにかく発売された当時は革新的なゲームとして、友だちと一緒に汗をかきながら夢中でプレイしました。
・忍者として屋根・物陰・天井・茂み、あらゆる場所に隠れながら、見つからないように進む緊張感
・隠し部屋や隠し通路を探し、裏ルートから忍び込んでボスを倒す優越感
・鉤縄(かぎなわ)を使ったスピーディーな移動や、背後から忍び寄り一撃で敵をしとめる爽快感
・手裏剣や刀をはじめ、撒きびし・煙玉・地雷など、道具(忍具)を活用してクリアする達成感
・ほぉれ、ほぉれ、(キャー!!)に代表される、コミカルなイベントによるおバカ感
・くノ一「彩女」のヘソ出しコーデのドキドキ感
ポリゴンが荒かったり、操作性の悪さもあり、慣れるまで操作が少々難しく感じるものの、そんなことを払拭するほどの面白さがありました。
さらにエンディングの力丸の衝撃は、子供だった当時の私には相当なインパクトがありました。
とにかく異色のゲーム天誅ですが、音楽の面でも異色のクオリティーを誇っており、その高い完成度には相当なインパクトを感じました。
また、あえてシンセサイザーを使用することで、無機質さを表現したり、生楽器とのコントラストを出しているような部分もあり、さまざまな楽器の音色を駆使して、縦横無尽に音楽を表現されています。
打ち込みサウンドが主流であった当時のゲーム音楽において、ここまでのクオリティーは圧巻でしたし、子供ながらに「耳で感動した」ことを覚えています。
いかにも戦国!的な楽曲もあれば、和風にとどまらない、アジアンテイスト溢れる楽曲が満載です。
個人的には、アコースティックギターを使った楽曲が大好きで、アクションゲームとアコースティックギターがここまでマッチしていることに未だ驚きを隠せません。
まとめ
今回は、素敵な音楽(BGM)が楽しめるゲームを初代プレイステーションから3つ厳選してご紹介しました!
それぞれ異なる魅力を持つゲーム音楽ですが、いずれもゲーム音楽としての概念を覆すような高い技術とセンスを持った素晴らしい作品です。
当時はスーパーファミコンなどに代表される「ロムカセット」から「CD-ROM」へゲームソフトのメディアが変わる大きな転換期でした。
3D表現やポリゴンなど、映像面の変化にも驚きましたが、何よりも「音楽の変化の大きさ」に驚いたものです。
ソフトメディアが「ロムカセット」から「CD-ROM」へ変わったことで、「音の表現」が格段に進化し、音声・効果音・音楽など、すべてが飛躍的に進化しました。
そんな時代をリアルタイムで楽しめて、驚きや進化を実際に体験できたことは、何にも代えがたい貴重な思い出です。
機会があれば、今後も該当すると思われるゲームを紹介します。
以上、サルルーンでした!
ではでは、したっけね~!
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