ルンルン!サル散歩!
ということで、今回は、足立区の見沼代親水公園(みぬまだいしんすいこうえん)付近を散歩。
天気は良いものの、風が強い日で、体感気温は5℃前後。

寒さと強風に意識が持っていかれてしまう、散歩をするには少し厳しいコンディションでした。
「とはいえ、少しでも歩きたい!」と、半ば意地になりながら散歩を決行。
そして、日暮里・舎人ライナーの終着駅と、少し衝撃的な線路の行方を見てきました。
突然ですが、日暮里・舎人ライナーの終点が「舎人」ではないことをご存知でしょうか?
そんな、意外な終着駅を実際に見てきました。
ぜひ最後までご覧ください。
なぜ? 日暮里・舎人ライナーの終着駅は舎人ではないのか
日暮里駅から揺られること、およそ20分。
終点の見沼代親水公園駅(みぬまだいしんすいこうえん)に到着しました。



都内にある最北端の駅で、東京都交通局が管理する駅の中でも最北端に位置するそうです。


日暮里・舎人ライナーの名称から、終点は「舎人」だと思い込んでいたものの、以下のマップからもわかるとおり、実際のところ「舎人駅」は終点から一つ手前の駅でした。


そうなってくると、なぜ舎人が終着駅ではないのか、疑問を持つ方もいるかと思います。



もちろん、私もその一人です。
調べてみたところ、以下の理由でした。
「見沼代親水公園」駅は建設時からの仮称で、所在地は「舎人」。
駅名決定の公募では「舎人」駅が482票で1位、「見沼代親水公園」駅は156票の2位だった。
しかし、区民からの「仮称に慣れている」という意見や、区の方針で公園が「快適な居住環境をつくる重要な施設」とされていることを考慮し、足立区は仮称のまま「見沼代親水公園」駅を推薦順位1位とし、2006年11月13日に正式決定した。



つまり、もともと「舎人」だった予定が、馴染み深い仮称である「見沼代親水公園」になったようです。







ちなみに、見沼代親水公園の概要は以下のとおりです。
かつて、農業用水として区の農業を支えていましたが、その役割を終えた用水は、昭和59年4月、憩いの場として親水公園が誕生しました。
親水路の長さは、約1,700mです。
親水水路沿いに約70本のサクラを見ることができます。
引用元:あだち観光ネット
桜以外にも、時期によっては水辺でザリガニ釣りが楽しめるそうです。



また暖かい日に、ゆっくりと見沼代親水公園を散歩したいと思います。
日暮里・舎人ライナーの果て、気になる線路の行方とは?
見沼代親水公園駅の周辺をひとしきり楽しんだところで、気になるのは日暮里駅から脈々と続いた線路の行方。



どのような最後を迎えるのか、確認しましょう。
日暮里とは反対の方向、つまり、埼玉県側へ歩きます。
すると見えてくる、少し衝撃的な光景…








まさに、スパーン!っと、切られたような状態。
自然と頭の中で、あの名台詞が再生されます。



またつまらぬものを斬ってしまった。
なんと、日暮里から続いた線路は、このように突如として終わりを迎えていました。


建設途中と言いますか、これから先へ、まだまだ続くような雰囲気も感じます。



加えて、都営ということで、この先の埼玉県には入らないぜ!という、強い意志を感じます。


調べてみたところ、過去に埼玉県側へ延伸するプランが出ていました。
しかしながら、導入スペース/需要・供給/他社との競合/ピーク時の過剰な乗車率/建設費用/収支など、あらゆる問題を抱えている可能性が指摘されています。
そのため、残念ながら延伸はされず、プランは頓挫しているようです。



やはり、名残というか、今もその可能性を残しているのでしょうか。
そんな期待をしてしまう、なんとも言えない佇まい。





特別、断面好きというワケではありませんが、私には何かロマンや興奮するものを感じます。
そのほか、自動運転である車両が、なんらかの不具合で止まらずに突き抜けてしまったら…。
なんて、しょうもない想像までして、一人で恐怖に震えるのでした。



大丈夫。 その時はきっと、銀河鉄道999のように、車両は天高く登っていくのです。(空目)
島忠HOME’Sまで、日暮里・舎人ライナーは延伸してほしい
日暮里・舎人ライナーの少し衝撃的な最後を見届けた後、もう少し散歩を続行。
すると、マクドナルド/自動車販売店/コンビニ/美容室などのお店が立ち並びます。



そして、10分ほど歩くと、島忠ホームズ(草加舎人店)がありました。


しかも、かなり大きな店舗で、あらゆるお店が入っています。
家具や家電、日用品はもちろんのこと、スーパー/飲食店/衣料品店/美容室/幼児教室など、多種多様、豊富なジャンルのお店が軒を連ねていました。


当然のことながら、店内は広々としており、ゲームセンターやフードコートも充実しているので、家族連れでも安心して楽しめる店舗です。
もちろん、駐車場も広く、車で来ても安心です。



正直、あまり期待していなかった分、立派なショッピングモールであったことに驚きを隠せません。


所在地が埼玉県のため仕方ないことではありますが、ここまで舎人ライナーが来ていれば、さらに便利でしょう。



こんなに素晴らしいお店があるにもかかわらず、途中までとは…。
悔やまれます。
せめて、ここまで延伸してくれることを願います。


終着駅「島忠ホームズ」の誕生に期待


さて、日暮里・舎人ライナーの終着駅「見沼代親水公園駅」の様子をお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?
少し衝撃的な姿であった、断面マニア歓喜(?)の舎人ライナーの最後を確認し、立派な店舗であった島忠ホームズに驚く散歩となりました。



個人的には、石川五右衛門にスパッと切られたような線路の断面にロマンを感じましたし、まだまだ延伸する可能性や希望が残されているようにも感じました。
ちなみに、正直に言えば、あまり身構えずに訪れたため、思いのほか意外性のある散歩になりました。
肌寒く、強風のコンディションでしたが、それでもワクワクが勝る。
これだから散歩はやめられない。



今度は暖かい日に、ゆっくりと見沼代親水公園を散歩したいと思います。
それでは、最後までご覧いただき、ありがとうございました。
以上、サルルーンでした!
したっけね~!
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