「GT-1000 CORE」は「BOSS」から販売されているマルチエフェクターです。
コンパクトながら最上位モデルの機能や性能を凝縮。
さらに、96kHzのサンプリングレート、32bitのAD/DA変換と内部演算処理により、業界最高クラスの音質を実現。
そのほか、AIRDテクノロジーで真空管アンプのようなサウンドと弾心地を実現し、多彩なエフェクトや超高速パッチ・チェンジで無限のサウンドメイクが可能。
また、ライブ・練習にも最適なルーパー機能やモノ/ポリフォニック対応チューナーを搭載。
さらには、2系統のセンドリターン端子を搭載し、多様な外部コントロールにも対応するなど、あらゆるシーンで活躍するため、オススメの機材として紹介されることもしばしば。
ただし、「実際に利用している人の口コミを見てから決めたい!」という方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、「GT-1000 CORE」の評判・口コミを徹底調査し、「GT-1000 CORE」は本当にオススメできる製品なのか解説していきます。
忖度なく紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
BOSS / GT-1000 COREとは?
GT-1000COREは、最高峰のサウンド・クオリティと高い柔軟性を備えたギター/ベース・エフェクト・プロセッサーです。フラッグシップ・モデルのGT-1000に採用されている超高性能DSPを搭載し、高品位な音質を実現。最先端のAIRDテクノロジーにより、本格的な真空管アンプのサウンドと弾き心地を得られます。搭載のプリアンプ/エフェクトは合計140種類以上にも及び、2つのプリアンプを含む24のエフェクト・ブロックを同時に使用可能。コンパクトなサイズでありながら、GT-1000と同等のサウンド・メイクができ、リハーサルからライブまで、様々なシーンで力を発揮します。さらに、豊富な入出力端子とコントロールの拡張性により、あらゆるシステムの司令塔としても活躍します。
BOSS公式サイトより引用(https://www.boss.info/jp/products/gt-1000core/features/)
■特徴
- フラッグシップ・モデルのGT-1000をポータブルなサイズに凝縮
- 2つのプリアンプを含む24のエフェクト・ブロックを同時に使用可能。複数のシリーズ/パラレル・チェーンを活用することで無限に広がるサウンド・メイク
- サンプリング・レート96kHz、AD/DA変換32bit、内部演算32bit float(浮動小数点)処理により、業界最高クラスの音質を実現
- AIRD (Augmented Impulse Response Dynamics) テクノロジーにより、上質な真空管アンプのサウンドと弾き心地を、あらゆる出力デバイスで実現
- 定番のヴィンテージ・ペダルから、BOSSの最先端MDP テクノロジーや、DD-500 Digital Delay、MD-500 Modulation、RV-500 Reverb から移植された高度なアルゴリズムにより設計されたタイプまで、高品位なエフェクトを多数搭載
- 高性能カスタムDSPチップによる、超高速パッチ・チェンジと ディレイのキャリーオーバー機能
- STOMPBOX機能により複数のパッチでエフェクト・セッティングを共有可能
- ライブ・パフォーマンスの向上やフレーズのアイデア出し、日々の練習に便利なルーパー機能
- モノ/ポリフォニックに対応した高解像度チューナー
- 外部エフェクトの追加や4ケーブル・メソッド接続、SUB OUTとしても活用可能な2系統のSEND/RETURN端子
- 外部IRデータを取り込み可能な16スロットを搭載
- フットスイッチ、 エクスプレッション ・ ペダル、 USB、TRS MIDI による多彩な外部コントロールが可能
- USBオーディオ/MIDIインターフェース機能により、レコーディングやPCでのエディットに対応
- オンライン・プラットホームのBOSS TONE EXCHANGEでユーザー同士が自由にライブセットを共有可能
- ベース用にチューニングされたアンプ/エフェクト・タイプを搭載
<GT-1000CORE Version 1.10 Software Update 追加機能(2022年1月)> - FXブロックのタイプに、ライン出力でポテンシャルを発揮する11種類のMASTERING FXを追加
- マスター・ディレイ・ブロックにBOSS/Rolandで好評を得ているディレイ・タイプを新たに5種類追加。DD-8で好評なWARMとGLITCH、ヴィンテ―ジ・デジタルのSDE-3000、DD-20に搭載されていた独特の暖かみを持つSTANDARDとANALOGが加わります。
- スピーカー・シミュレーターに、臨場感のあるIRデータをベースにしたスピーカー・タイプを10種類追加
- スピーカー・シミュレーターのマイク・タイプに、リボン・マイクと3種類のダイナミック/リボン・マイクのブレンドを追加
■スペック
・サンプリング周波数:96kHz
・AD、DA 変換:32 ビット
・内部演算:32 ビット浮動小数点
・メモリー:250(ユーザー)+250(プリセット)
・フレーズ・ループ:38 秒(モノ)、19 秒(ステレオ)
・チューナー内部検出精度:± 0.1cent
・規定入力レベル INPUT L/MONO、R:-10dBu RETURN 1、RETURN 2:-10dBu
・最大入力レベル INPUT L/MONO、R:+12dBu RETURN 1、RETURN 2:+12dBu
・入力インピーダンス INPUT L/MONO、R:2M Ω RETURN 1、RETURN 2:1M Ω
・規定出力レベル OUTPUT L/PHONES、R/MONO:-10dBu SEND 1、SEND 2:-10dBu
・最大出力レベル OUTPUT L/PHONES、R/MONO:+12dBu SEND 1、SEND 2:+12dBu
・出力インピーダンス OUTPUT L/PHONES、R/MONO:44 Ω SEND 1、SEND 2:1k Ω
・推奨負荷インピーダンス OUTPUT L/PHONES、R/MONO:10k Ω以上(ヘッドホン接続時:44 Ω以上) SEND 1、SEND 2:10k Ω以上
・コントロール:
–▼スイッチ、▲スイッチ、CTL 1 スイッチ、EFFECT ボタン、MENU ボタン、EXIT ボタン、WRITE ボタン、PAGE ボタン(× 2)、
–1 ~ 5 つまみ、SELECT つまみ、OUTPUT LEVEL つまみ
・ディスプレイ:グラフィックLCD 256 × 80 ドット
・インジケーター:▲インジケーター、▼インジケーター、CTL 1 インジケーター
・接続端子:
–INPUT(L/MONO、R)、OUTPUT(R/MONO)端子:標準タイプ
–OUTPUT(L/PHONES)端子:TRS 標準タイプ
–CTL 2, 3/EXP 1、CTL 4, 5/EXP 2端子:TRS 標準タイプ
–MIDI(IN、OUT)端子:ステレオ・ミニ・タイプ
–USB COMPUTER 端子:USB マイクロB タイプ
–DC IN 端子
■電源:AC アダプター
■消費電流:670mA
■外形寸法:
・173(幅)× 135(奥行)× 63(高さ)mm(ゴム足を除く)
・173(幅)× 135(奥行)× 65(高さ)mm(ゴム足を含む)
■質量:920g
■付属品:AC アダプター、取扱説明書、「安全上のご注意」チラシ、ゴム足x4、保証書、ローランド ユーザー登録カード
■別売品:フットスイッチ:FS-5U、デュアル・フットスイッチ:FS-6、FS-7、エクスプレッション・ペダル:FV-500H、FV-500L、EV-30、Roland EV-5、TRS/MIDI コネクティング・ケーブル:BMIDI-5-35
BOSS / GT-1000 COREの口コミ結果を紹介
それでは、あらゆる媒体から調査した利用者の「本音の口コミ」に基づいた結果をご覧ください。
使用感
- とにかくコンパクトで軽量、持ち出しが楽である。車で移動する人にはフロアタイプの「GT-1000」を、徒歩や電車を利用する人には「GT-1000 CORE」をオススメする。
- 小さいサイズにもかかわらず、アンプのチャンネル切り替えや諸々のエフェクト切り替えが可能で、スイッチャーとしても活用できて便利である。
- コンパクトで持ち運びやすく、1つのパッチに24個までエフェクトを割り当てることができるため、出せない音はほぼ無い。基本的にこれ一台で音作りが完結する。
- フットスイッチの数が3つだが、特に不便には感じていない。歪みとクリーンの切り替え、ソロスイッチ、パッチごとに何か1つの機能を割り当てて使用している。パッチ切り替えはフットスイッチではなく、つまみノブで行っているが、これは曲の合間に行うためデメリットとは考えていない。必要であれば外部フットスイッチ/エクスプレッションペダルは2つ接続可能である。
- 5つの押し込み機能付きノブにもエフェクトON・OFFを設定でき、実質5個のフットスイッチになる点が良い。
- アサインセッティングが非常に柔軟かつ多彩であり、大半のパラメータをフットスイッチ、EXPペダルやMIDI CC、簡易エンベロープ、仮想ペダル(LFO的なもの)で自由に動かせる。フィルターをスイープさせるなどのトリッキーな音作りも可能である。
- 最大24ブロックのエフェクト同時利用が可能であり、デュアルアンプ構成(クリーンと歪みをブレンドするなど)やドライとウェットをパラレルで組む際に効果的。これは「Line 6 / HX Stomp」と比べて大きなアドバンテージである。
- Send/ReturnにEQ・Revブロック等を合わせてSubOut枠にまわせば、最大4系統の楽器同時使用が可能な点が気に入っている。
- 拡張性の高さが魅力。センドリターン端子が2つもあるため、臆することなく手持ちのエフェクターを活用できる。
- 動作の軽快さは他社製品より良く、サクサク動き、どの操作をしても待ち時間がほとんどない。
- スイッチャーでMIDI操作を使用しているが、音切れがなく、切り替えスピードに全く不満はない。
- パッチ切り替えの際のレイテンシー(タイムラグ)が皆無である点は他の追随を許さない。
- チューナーが優秀で見やすい。さらに単音のほか、ポリフォニックモードが用意されているため、汎用性も高い。
- チューニングは「Polytune」同様6弦同時に可能で、精度もバッチリである。
- IRを2つまで組めるため、片方を真空管シミュレーター、残りをスピーカーIRまたはアコIRと組むこともできる点が便利である。
- 「Kemper」も所有しているが、追い込めば「Kemper」の方が良いかもしれないが、求める音にたどり着くまでの速さや手順の良さは「GT-1000 CORE」が有利だと感じている。
- 操作性の問題を挙げている人もいるが、そもそも基本的なセッティングはPCで済ませ、現場では手直し程度にするべきである。
- 音の解像度や分離感が良い分、音作りはシビアになる部分もあり時間がかかるため、そこでつまずくと良い音が出せず手放すことになるかもしれない。マルチエフェクターに慣れていない方はとことん頑張るべきだ。
- 操作に慣れるまでが大変。そもそも初心者の方は購入しないと思うが、マルチエフェクターを使ったことがない方は苦労するだろう。
- パラメータが多いため、コンパクトエフェクターのように直感的な簡単な操作という訳にはいかないが、逆を言えば何でもできる。
- エディターソフトを使用せず、本体のみで編集するには慣れが必要。ただし、一度一通りできるようになると、操作ボタンとダイヤルがわかりやすくまとまっているため、簡単に操作できる仕様である。感覚的に使えるようにデザインされていて、タッチパネルなしの設計ではかなりよくできていると思う。
- 本機の膨大な機能全てを本体操作で行うのはやはり難しいため、必然的にPCエディタを使わざるを得ない。しかし、肝心のエディタの操作性があまり快適とは言えず、もう少し使いやすいように設計してほしいと思った。
- 専用ソフトでの音作りも可能だが、そもそもソフトの立ち上がりが悪い。なお、意外と本体側での操作で不便を感じないため、ソフトは使用せずに本体操作のみで完結している。
- 筐体の形が良くない。スイッチペダルが低い位置にあり、ノブが高い位置にあるため、一般的なコンパクトペダルよりも高さがあり、ボードに配置する際に使いにくさを感じる。
- 筐体の形が最悪である。フットスイッチの部分が傾斜して下がっている上に、ノブ類は非常に高さがある。フットスイッチが高い位置にあり、ノブが低い位置にあるBOSSのコンパクトエフェクターの逆になっており、ボードを組む際にとても不便だ。
- ボタン2つ押しでマニュアルモード・チューナーモードになるが、押し間違えする。しかも、この仕様を無効化できないのが難点である。
- フットスイッチが同時押し(=TUNERまたはMANUAL枠変更)をオフにできず、きっちり踏まないとTUNER移動後に戻した際にエフェクトがONになっていたりするため、若干使いづらい。
- 5つの押し込み機能付きノブにもエフェクトON・OFFを設定でき、実質5個のフットスイッチになるのは良いが、一部エフェクト・IRブロック等のIR種類切替やON/OFFをアサイン不可なのは残念。
- スイッチにアサインできる項目が「Line 6 / HX Stomp」に比べ少なく、なぜこれが設定項目にないのかと疑問に思うことが多々ある。
- アンプシミュレーターは素晴らしいが、さまざまなライブハウスの色々なアンプで演奏するため、セッティングがシビアになるので使っていない。
- OUTPUT LEVELについて、うっかりノブに触った場合にその都度耳でスイッチャー上の他のパッチと音量差を設定し直す必要がある。スイッチャーでの運用を想定して、ユニティゲイン固定の設定ができるようにするべきだ。
- 一部エフェクトはつまみ操作による動き(音の変化)が実機と異なり、独特でやや難がある(特にフィルター系)。
- ブロックがカテゴリ別に対応エフェクトとして固定されているため、EQ24個などの極端な設定は不可。何でも自由に接続できるわけではないのが残念。
- BOSSのスイッチャーでMIDIパッチチェンジしていたが、1番の弱点はそこにある。パッチチェンジした時の音切れ、タイムラグ、踏んだ際に一瞬余計な音がする。これは3年悩まされ、多くの人が不満を言うのも当然である。
- IRローダーのインポートが一つ一つ時間がかかり(1分から1分半程度)、ややストレスを感じる。
- スマホからも操作できたり(Bluetoothの搭載)、タッチパネルがあれば良いと思ったが、それは次回作に期待する。
音質
- 歪みやアンプシミュレーターはもちろん素晴らしく、空間系なども高品質である。「GT-100」などのリバーブでエフェクトボリュームを40位で設定していたものが、「GT-1000 CORE」では半分の20位で同様の空間に聴こえるほど違う。
- 「GT-100」などと比べて、ディレイのハイカットやローカットの効きの違いを感じる。また、フィードバックを「GT-100」などでは24〜28位で設定しているが、「GT-1000 CORE」では16位で十分聴こえすぎるほど透き通っている。
- 特筆すべきは空間系の品質で、音の解像度が他社製品の中でも頭一つ抜けている。
- 歪み、アンプモデリング、チューナー、空間系、モジュレーション、フィルター系に至るまで幅広く高品質な機能が備わっている。特に幻のスローギア(バイオリン奏法ができるエフェクター)が購入ポイントであった。
- さまざまなレビューで空間系だけが絶賛されているが、歪みも素晴らしく「GUV DS」などはとても良い音である。
- 「GT-1000 CORE」内蔵の歪みやプリアンプでは、「X-DIST」と「X-OD」が特に好みの音質である。正直、モダンな歪み系の高価なペダルと互角かそれ以上だと感じる。
- 歪みのクオリティが非常に高く、特に「Natural OD」と「Guv DS」が個人的に好みである。
- ファズがマルチエフェクターにも関わらず使える音色であることに驚いた。
- 歪みの音のデジタル臭さもオケ馴染みが良く、扱いやすい音だと感じる。特にDTMerにオススメしたい音質である。
- オリジナルアンプ「Natural」が非常に優れている。アンプシミュレーター使用目的であれば、これだけで購入価値がある。
- AIRDアンプが優秀。これ一台持って、スタジオやライブハウスに常設されているアンプのリターンに繋ぐだけで、クオリティの高い音がどこでも手軽に出せる。
- アンプシミュレーターとしての品質に期待していたが、各モデルが実機に似ているわけではなかった。ただし、それは品質が悪いということではなく、ポジティブにデジタルの良さを徹底的に追求した結果である。
- 過去に状態の良い50年代のフェンダー「bassman」を使ったことがあるが、「GT-1000 CORE」で同様の音が出て驚いた。アンプシミュレーターが似ていないとの声もあるが、スタジオの使い古した真空管機材との比較だったのではないかと思われる。
- BOSSらしい無難なサウンドで、中堅I/Oにも引けを取らない高解像度な音質である。
- プリセットの音質が高く、音の解像度の高さを実感した。
- 開封後、最初のプリセットの音質に完全にノックアウトされた。正直、精魂込めて作ったボードよりも良い音が簡単に出せる。
- 綺麗過ぎてミキシングした後の音質のようだが、バンドアンサンブルでは強烈に抜ける音質である。
- スペック通り究極の音質である。さまざまな接続順を試したが、初めてギターの原音変化を感じなかった。
- 音質はコンパクトにわずかに及ばない感じはするが、それは微差。良い音としての及第点は余裕でクリアしているため、そこから先は自己満足の世界の話で十分に高音質である。
- エフェクターのクオリティーが「マルチ」ではなく「コンパクトエフェクター」レベルである。
- どんな再生環境(アンプ、ヘッドフォン、インターフェイス)でも期待以上の音を出してくれる。
- アンプのインプットはもちろんのこと、リターン、ヘッドフォンをさしても、他社製品より音が明瞭である。
- サンプリング周波数が96khzと驚異的。オーバースペックとの声もあるが、ピッキングニュアンスや空間系などの品質に大きく影響している。
- 他のハイエンドマルチと比較して、「GT-1000 CORE」はピッキングのニュアンスがかなり出る。
- エフェクトを全て切ってバイパスにしても、回路を通っているはずなのにアンプ直とほとんど音が変わらない。他社製品の場合、バイパス2種類を用意しているはずなのに、どちらも音がこもっていたため、本当に感心した。
- 「GT-1」でも良い音と思っていたが、「GT-1000 CORE」を使った途端に平坦に聴こえるようになって驚いた。
- 「GT-100」や「GT-001」と比べて音の解像度や分離感のレベルが桁違いである。一度使うと、もう戻れないレベルである。
- やっぱり良くも悪くもBOSSの音。このへんは好みであり、BOSSの音が好きかどうかで良し悪しが別れる。
- やはりBOSSの音であるため、アンプシミュレーターとしての質は好みではっきり分かる。「GT-1000 CORE」のハイゲインアンプのライン臭い音は「HeadRush」とは大きく異なる。
- IRを読み込めるとしても、デフォルトのマイクやキャビネットの選択肢が少ない。別途プリアンプをセンドリターンに入れる前提であれば良いが、HM/HRギタリストが「GT-1000 CORE」一台で済ますには苦労しそうだ。
- 実機の真空管アンプのスタックやコンボアンプと比べると「平べったく」感じるところもある。しかし、バンドのライブでPAを通した音を聴くと本物とさほど変わらないため、これはこれで良いと思う。
- BIASなどの真空管に相当する項目がなく、「Line 6 / HX Stomp」とは勝手が違う(その分EQの効きは非常に良い)。
- 全体的に高音域に硬さがあり、キーンと耳に刺さる音域を感じる。
- どんな音も作れるが、フロアタイプの「GT-1000」と同じくプリセットが気にいらない。全く参考にならず、ベース(基礎)として使う気も起きない。ただし、「Tone Studio」に行けばミュージシャンが作って提供しているパッチがあり、こちらには参考にできるものが多い。
- プリセットに好き嫌いはあるだろうが、こういうのは内蔵エフェクターの特徴を伝えるための大げさなデモンストレーションだと思って割り切る必要がある。
- ピッチ系、ベンド系も含めて音が揺れすぎている。音も古く、アナログやテープディレイの再現とかいう話でなく、とにかく昔のデジタルディレイの音がする。モジュレーション系についても安いペダルの音がする。これらは「EVENTIDE / H9」や「Empress Effects / Nebulus」等との比較になるが、それにしても最強を謳うDSPでこの内容は悲しい。結果として、空間系ペダルを捨てることは叶わず、(内蔵プリアンプ、歪みエフェクトはどれも高品質なため)捨てるべきはコンプ含む歪み系のペダルということになる。
価格
- 楽器類にコスパという安易な言葉を使うのは好きじゃないが、これは本当にコスパ最強だ。「GT-1000 CORE」とペダル(ワウペダルやボリュームペダル)だけあれば他に何もいらないとさえ思う。
- コスパが良い。他のエフェクターは全部売却した。使う時はミキサーに直接差して、モニタースピーカーかヘッドホンで出力するため、アンプが不要である。
- 購入する決め手になったのは「Xシリーズ」のエフェクトが入っていること。それらを単品で揃えたら中古でもそこそこするため、やはりお買い得だ。
- 入門マルチを脱却したい人やいくつかコンパクトペダルを持っている人にとってコスパ最強な1台だと思う。元々完全デジタルのコンパクトであるXシリーズ(OD-1X、DS-1X、CP-1X、BB-1X、BC-1X)・デジタルディレイ・リバーブの中身が1台に収まってる時点で、すでに元は取れたと言っても過言では無い。
- 流行廃りの早いブティック系を卒業したら「GT-1000 CORE」をはじめとするマルチをオススメしたい。コンパクトエフェクターいくつかの値段で買える上に、エフェクターを売ったり買ったりする時間を練習に充てられる。
- 音質の良さ、各モデリングの素晴らしさ、小さい筐体でも操作性を「極力」損なわないようなデザイン。もうここらへんの価格帯のコスパは飽和状態になっている。品質的にプロレベル機材との差がほぼ無い気もする。
- ベーシストでも色々なエフェクターが欲しいなと考えているなら、コンパクトを買う前にマルチの購入をオススメしたい。いくつも買うより結局コスパが良い。マルチ一台でクリーン、歪み系、たまにフィルター、オクターバーのような感じであれば「HX STOMP XL」か「POD GO」を。手持ちのプリアンプや歪みを組み合わせる前提であれば、センドリターンが普通のパッチケーブルが使えて、なおかつブロックに余裕のある「GT-1000 CORE」がオススメ。
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その他
- とんでもない性能をこのサイズに押しこんであるのは本当にすごいと感じる。
- 卓上で使うため、フロアタイプの「GT-1000」を手放し「GT-1000 CORE」を購入。かなりコンパクトで卓上がスッキリした。卓上用とフロア用(アンプ接続用)で同じ音色名でも設定は変えて音作りしていたが、「BOSS TONE STUDIO」ライブラリに保存していたライン録り用の音色をそのまま読み込ませることができるため、移設も楽で良い。
- とにかく省スペース。必要に応じて、ペダル、フットスイッチ、MIDIなどを追加してグレードアップできる上、スイッチの配置も自分でカスタマイズできる。
- 「GT-1000 CORE」+「FS-7」+「EV-30」で、コンパクト・軽量・クオリティの高い三拍子揃ったシステムが完結する。
- ボードを小さくしたい方などに非常にオススメ。全ての機能を使い倒すのは難しいため、さまざまな機能を代用できるマルチと割り切って、用途を取捨選択して使用するのがベストだと思う。
- センドリターンが2ループついているため、柔軟性が高く、内部でエフェクターの接続順も変更可能。手持ちのエフェクターを存分に活用できる。
- ヘッドホンアウトがあるため、アンプ無しでヘッドホンで練習できるのが便利。
- フロアタイプの「GT-1000」にはなかった「AUX IN端子」があるため、練習が楽しくなる。
- アコギに使えるプリアンプも含まれていると知って、某楽器店で購入。1週間ほど試した結果、エレアコのプリアンプ+エフェクターとしても大変素晴らしく、エレキ以外でも活用できる機材だと感じた。
- 96kHz/32bit、プリアンプ2つを含む24のエフェクトを同時に使用可能、オーディオインターフェイスとしての機能も搭載という文句なしの仕様。エレキはもちろん、エレアコでもこれ1台で十分な音が作れるため、愛用している。
- ベースも弾くため、ギターと両方で使える機材にしたいと軽い気持ちで購入したが、良い買い物になった。
- 「GT-1000 CORE」単体ではノイズは皆無。ただし、センドリターンにコンパクトを繋ぐと若干ホワイトノイズが発生する。(WEB上では発生する人としない人で別れる様子)インプット前にコンパクトを繋ぐとセンドリターンよりはホワイトノイズは抑えられるが、やはり極わずかに発生した。許容範囲だが、個体差や感じ方に個人差はあると思う。
- EVペダルを繋ぐと、ボリューム0で自動的にチューナーになるため便利。
- PCソフトが便利。現実と同様、エフェクターの順序やアンプを変えたり、つまみをいじるように、バーチャルで音作りが手軽に楽しめる。
- パラレル3つ組める&Control・Function Asignと組み合わせると拡張性が非常に高い。
- 「GT-1000 CORE」を買って自分の演奏に納得のいかない人は、機材側の問題ではため、頑張って練習した方が良い。
- ウン十万かけてシステムを揃える必要なんて無い。軽くて音の良い「GT-1000 CORE」がオススメ。
- あるロットもしくは近年のもの全てがそうなのか判らないが、パラメーターノブを触るとノイズが乗る不具合がある。ただし、ノブを外してポットと触れる部分のメッキを削ることで解消できた。手間が惜しくなければすぐ出来るため、同じ症状が出ている方はお試しを。
- ツマミのガサガサ音は、ツマミ裏のツマミに接する部分のメッキを少し削ると絶縁されて音がしなくなる。ただし、個人的には演奏中に触るものではないので、あまり気にしていない。
- 小型化のためと思われるが、PCとの接続が「USB type B」から「micro B」になった。「GT-1000」に比べれば小型になったとは言え、スマホなどよりは大きく、床に置いて足で踏んで使うものを、こんな小さいコネクタで接続するのはどうかと思う。また、足元にある本機と机の上にあるパソコンを接続するのに十分な長さの「micro B」ケーブルがそんなに一般的だろうか。なお、「micro Bケーブル」は、まれに充電専用で信号線が結線されていないものもあるため購入時には注意が必要である。
- 「GT-1000 CORE」が欲しいものの、USBポートが「micro B」のため、購入をためらってしまう。
- 「Bluetooth」が搭載されなかったため、PC接続に関しては完全に退化した印象。
- マスターディレイは高機能だが、残念ながら1台分しかない。「BOSS / DD-200」等を所有している場合には手放さない方が良い。
- MOD・REV・DELAYの種類がマルチエフェクターにしてはかなり少ない。その分、使えるものは多い。
- オクターブエフェクトのオクターブ上は出せない。また、エコー等の同エフェクトを複数同時に使用できないのは残念。
- ハードウェアバイパスが無いのは残念。アナログドライスルーがどうこうの問題ではなく、常時DSPを通過する仕様。直列派の人達なら震えてしまう。しかし、最強のスペック32bit ADC/DACのおかげもあり、音質ロスはない。
- 活用するための情報があまりにも不足している。そのため、音作りに関しては「Line6 Helix」の公式チュートリアルなどを参考にしている。
- 大きな不満はないが、ひとつ挙げるとするならOutputの「R/MONO」にシールドを挿しっぱなしの状態でも、「L/PHONES」からステレオ出力できるようにしてくれれば最高であった。
- インプットから音の信号が入らないとセンドリターンの音も出なくなるらしく、ルーパーなどをセンドリターンに繋ぐと変な音になり途切れる。そのため、ルーパーはインプット前かアウトプット以降に繋ぐことをオススメする。
BOSS / GT-1000 COREの口コミからわかるメリット
・コンパクトで軽量、持ち運びが容易。卓上での利用にも便利で、PCやDTM用としても活用できる。
・アンプのチャンネル切り替えやエフェクト切り替えが可能で、スイッチャーとしても便利。
・最大24個のエフェクトを1つのパッチに割り当て可能なため、一台で音作りが完結する。
・最大24ブロックのエフェクト同時利用が可能で、パラレル構成も容易。
・柔軟なアサインセッティングにより、多彩な音作りが可能。
・拡張性が高く、センドリターン端子が2つあるため、手持ちのエフェクターを存分に活用できる。
・操作が軽快で、待ち時間がほとんどなく、パッチ切り替え時の音切れもない。
・チューナーが優秀で精度が高く、さらにポリフォニックモードも搭載されている。
・高品質なアンプシミュレーターとエフェクトを多数搭載。特に歪み、アンプシミュレーター、空間系エフェクトの品質が非常に高い。
・サンプリング・レート96kHzにより、音の解像度が高く、サウンドがクリアで明瞭。細やかな表現やピッキングニュアンスを最大限に表現してくれる。
・バイパス時の音質変化が少なく、原音に忠実。
・コストパフォーマンスが非常に高い。Xシリーズも収録されているためお買い得。
・プリアンプやエフェクトの設定が柔軟で、どんな再生環境でも期待以上の音を出せる。
・オーディオインターフェイス機能も搭載しているため、多用途に利用可能。
・ヘッドホンアウトの搭載により、練習時も活用できる。
・PCエディターが用意されているため、エフェクトの並び替えや音作りが簡単に楽しめる。
・センドリターンにエフェクターを繋ぐと若干ホワイトノイズが発生するものの、「GT-1000 CORE」単体利用においてはノイズが少ない。
・エレキギターに限らず、アコギ(エレアコ)、ベース、キーボードなど、幅広い楽器で活用できる。
BOSS / GT-1000 COREの口コミからわかるデメリット
・高機能な分、音作りがシビアで時間がかかるため、初心者には取り扱いが難しい。
・パラメータが多く、直感的な操作が難しい。
・本体のみでの操作には慣れが必要であり、かつ、PCエディターの操作性があまり良くない。
・筐体の形状が使いにくく、スイッチペダルとノブが不便な位置にあるため、ボードを組む際に困惑する。
・フットスイッチの同時押しがオフにできず、誤って操作しやすい。
・スイッチやノブにアサインできる機能や項目が比較的少ない。
・一部のエフェクトが実機と異なる動きをする上に、音の変化が独特で使いづらい。
・ブロックがカテゴリ別に対応エフェクトとして固定されているため、EQ24個などの極端な設定は出来ず、完全に自由に接続できるわけではない。
・スマホからの操作やタッチパネル操作には対応していない。
・BOSS特有の音質であるため、好みによって良し悪しが分かれる。
・プリセットの品質が良くないため、基礎としても利用できず、音作りの参考にもならない。
・パラメータノブを触ると、ノイズが乗る不具合が発生する可能性がある。
・USB接続が「micro B」、さらにBluetooth非搭載という仕様が扱いにくい。
・音質劣化は少ないものの、ハードウェアバイパスがないため、直列派の場合には導入をためらう。
まとめ
以上、「BOSS / GT-1000 CORE」の評判・口コミをメインに紹介してきましたが、いかがでしたか?
コンパクトながら最上位モデルの機能や性能を凝縮。
さらに、96kHzのサンプリングレート、32bitのAD/DA変換と内部演算処理により、業界最高クラスの音質を実現。
そのほか、AIRDテクノロジーで真空管アンプのようなサウンドと弾心地を実現し、多彩なエフェクトや超高速パッチ・チェンジで無限のサウンドメイクが可能。
また、ライブ・練習にも最適なルーパー機能やモノ/ポリフォニック対応チューナーを搭載。
さらには、2系統のセンドリターン端子を搭載し、多様な外部コントロールにも対応するなど、あらゆるシーンで活躍する魅力が豊富な製品です。
あらゆる口コミを探しましたが、不満ゼロと言えるほど満足されている状況です。
コスパの良い製品が欲しい、高品質で確かな製品が欲しい、機能不足の不用品を購入してしまうリスクを抑えたい方にとって、有力で優秀な機材と言えます。
一方で、以下のような不満が特に目立ちました。
・高機能な分、音作りがシビアで時間がかかるため、初心者には取り扱いが難しい。
・パラメータが多く、直感的な操作が難しい。
・本体のみでの操作には慣れが必要であり、かつ、PCエディターの操作性があまり良くない。
・筐体の形状が使いにくく、スイッチペダルとノブが不便な位置にあるため、ボードを組む際に困惑する。
・フットスイッチの同時押しがオフにできず、誤って操作しやすい。
・ブロックがカテゴリ別に対応エフェクトとして固定されているため、EQ24個などの極端な設定は出来ず、完全に自由に接続できるわけではない。
・スマホからの操作やタッチパネル操作には対応していない。
・BOSS特有の音質であるため、好みによって良し悪しが分かれる。
・プリセットの品質が良くないため、基礎としても利用できず、音作りの参考にもならない。
・パラメータノブを触ると、ノイズが乗る不具合が発生する可能性がある。
・USB接続が「micro B」、さらにBluetooth非搭載という仕様が扱いにくい。
・音質劣化は少ないものの、ハードウェアバイパスがないため、直列派の場合には導入をためらう。
デメリットが気にならないようであれば、高機能でコスパの良い、非常に優秀な機材です。
ぜひ、自身に適した製品なのか判断して、購入を検討してください。
以上、サルルーンでした!
ではでは、したっけね~!
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