今年も残すところあとわずか。
皆さんは年末年始をどのようにお過ごしでしょうか?
私はというと、今年も故郷の北海道へ帰省する予定でして、今まさに頭を悩ませていることがあります。
そう、お土産選びです。
村上 亮一毎年のことながら、これが本当に難しい……!
「今年は何にしようか……」
「去年と同じものは避けたい……」
「でも、奇をてらいすぎて失敗したくない……」
同じような悩みを抱えている方も、きっと少なくないはず。
特に、私のように「甘いものではなく、しょっぱい系でーーさらに欲を言えば、惣菜系のお土産を探している」という方にとっては、選択肢が限られてきて、さらに難易度が上がりますよね。
正直、甘いものであれば、東京には星の数ほど選択肢があります。
デパ地下を一周すれば、それなりに格好がつくお土産は見つかるでしょう。
しかし!



私の親族は、甘いものよりしょっぱいものを好み、さらにお菓子よりも惣菜系の方が断然喜ばれるという、なかなか手強い相手なのです(笑)。
そこで今回は、来るべき帰省に向けて奮闘した私の備忘録も兼ねて、個人的な「お土産選びの方法」と、実際に購入して喜ばれた「オススメのお土産屋さん」をご紹介します。
私と同じように、お土産選びに悩まれているあなたの一助となれるはず!
「苦しいお土産選び」や「無駄に悩む時間」から解放されて、自信を持って渡せるお気に入りのお土産を探しましょう。
なぜ、私のお土産選びは難しいのか?
本題に入る前に、なぜ私がここまでお土産選びに苦労しているのか、その背景を少しだけお話しさせてください。
共感してくださる方も、きっといるはず……!
私の個人的なこだわりと、お土産を渡す相手の状況を考慮すると、乗り越えるべきハードルは以下のようになります。
- 渡す相手はシニア層が多い(両親、親戚など)
- 甘いものより、しょっぱい系・惣菜系が好まれる
- 個人的に小麦や米を練って固めた系(例えば、焼き菓子やせんべい等)は避けたい
- 渡す相手は、お茶や紅茶、コーヒー、お酒などの嗜好品にあまりこだわりがない
これだけでも、かなり選択肢は絞られます。



さらに、私の中には「どうせ渡すなら、毎回違うものを贈って驚かせたい。新鮮な気持ちで受け取ってほしい」というクリエイターとしての性(さが)のようなものがありまして……。
年々、選択肢が狭まっていくジレンマと戦いながら、それでも「これだ!」と納得できる商品を気持ちよく購入し、自信を持って渡したいと考えているのです。
この複雑な心境、わかっていただけますでしょうか……(笑)。
とはいえ、これらの悩みを乗り越えるヒントもいくつか見出してきました。
- 季節限定・期間限定商品を狙う:年末年始などのイベントの力を借りれば、定番のお店でも目新しさを簡単に演出できます。
- 複数の商品を組み合わせる:単品で悩むのではなく、複数の商品を組み合わせてオリジナリティを出し、好みが外れるリスクを分散させるのもおすすめ。
- 「固定土産」を決めてしまう:渡す側・渡される側の双方が気に入っている鉄板土産があれば、それを軸にするのは大いにアリ。
- 事前に好みを聞いてみる:これまでに渡したもので何が良かったか、ストレートに聞いてみるのも有効な手段です。



これらのヒントを基に、私は毎回デパ地下や駅ビルなどを彷徨い歩くのです。
私が徹底する「お土産選びの条件」
さて、ここからが本題です。



長年の試行錯誤の末にたどり着いた、しょっぱい系・惣菜系のお土産を選ぶ上での「条件」を、詳しく解説していきます。
1. 東京でしか買えない、という限定感
東京限定ーーこれは大前提ですよね。
どこでも買えるものをお土産にするわけにはいきません。
「東京だけにあるお店かと思いきや、実は全国展開していて、地元のデパ地下にも入っていた……」なんてことになったら、お互いに気まずい空気が流れること間違いなし。



せっかくのサプライズが台無しです。
2. 東京のお店であり、東京の商品である
これも重要なポイント。
例えば、東京で京都の有名なお漬物を買って「東京土産です」と渡すのは、なんだか本末転倒な気がしませんか?
細かすぎるかもしれませんが、商品の裏のラベルを見て、製造元やメーカーが東京だと、より自信を持って「これぞ東京の味です!」と渡せます。
3. なるべく軽量で、かさばらない
帰省の荷物はただでさえ多いもの。
そして、お土産はスーツケースの貴重なスペースを占領します。
重いものやかさばるものは、持ち運びだけで一苦労。
かといって、あまりに小さく軽いとインパクトに欠ける……。
この「ほどよいサイズ感と重量感」が意外と難しい。



特に、お酒や調味料などの液体/瓶詰/缶詰などは重くなりがちで、割れるリスクもあるため注意が必要でしょう。
4. 常温保存できる
私の場合、お土産を購入してから渡すまで数日空くことがほとんど。
そのため、冷蔵や冷凍が必要な商品は、それだけで選択肢から外れます。
また、渡された相手の保存事情(冷蔵庫事情など)を考慮するのも大人の配慮というもの。
「好きなタイミングで食べてね」と気軽に渡せる常温保存可能なお土産は、やはり最強です。
乾燥もの、フリーズドライ、レトルトパウチなどが狙い目ですが、これらを意識した途端、選択肢が驚くほど狭まるのも事実。



「おっ! これ、いいじゃん!」と手に取った商品に、「要冷蔵」の三文字を見つけた時のガッカリ感……そんな場面を数え切れないほど経験しました。
5. 高額すぎない
言うまでもなく、お土産の価格設定は、人間関係の機微に触れるシビアな問題です。
私の経験上、1,500円〜3,000円前後がベスト。
安すぎればガッカリされ、高すぎれば相手に気を使わせてしまいます。



以前、気合を入れて5,000円クラスの商品を渡したら、若干引かれた苦い経験が……。
「返報性の原理」という言葉があるように、高価すぎる贈り物は、相手にお返しのことを考えさせてしまい、素直に喜べない状況を生み出しかねません。
それに、これからも贈り続けることを考えれば、無理のない価格帯で選ぶのがお互いのため。
とはいえ、安いものであっても、他の商品と組み合わせることで合計金額を調整すれば、選択肢はグッと広がります。
ぜひ、ほどよい価格帯を目指しましょう。
6. 甘くない
需要があるとはいえ、市場に出回るお土産の多くは、なぜこうも甘いものばかりなのでしょうか……。
もらう側も、正直飽きている可能性があります。
だからこそ、「しょっぱい系」、そして「お菓子系」ではなく「惣菜系」を狙うことで、その他大勢から一歩抜け出すことができます。



ただし、甘いものであっても、「佃煮」などの食事でも楽しめる商品は、(少量であれば)喜ばれることが多い印象です。
7. 硬すぎない
渡す相手がシニア層の場合、これは絶対に外せない配慮です。
歯が弱くなっている可能性を考えて、硬いせんべいや肉、ガリガリの乾き物などは避けるのが無難でしょう。
誰もが安心して食べられる柔らかさーーこれもお土産選びの重要な要素の一つです。
8. 調理が簡単で、気軽に食べられる
調理不要で、封を開けてすぐに食べられるのが理想です。
もし調理が必要な場合でも、お湯を注ぐだけ、レンジや鍋で温めるだけーーといった手軽さが重要。
食べ方が特殊で、食べ方の説明書を読まないと楽しめないような商品は、よほど魅力的でない限り避けましょう。



その点、普段の料理にサッと使える定番の調味料系は、迷わず使ってもらえるのでおすすめです。
9. 定番だけど、どこか珍しい
これが一番難しいかもしれません。
ご飯のお供、味噌汁、漬物など、誰もが食べ慣れている「定番の味」の上位互換を狙うのが一つの手。
「普段自分では買わないけど、貰ったら嬉しい少し贅沢な一品」は、まず外しません。
ただ、私個人の話で恐縮ですが、地元が北海道だと、乳製品や魚介類、昆布を使ったお土産などはハードルが上がりがち。



「こっち(北海道)で食べる商品の方が美味しいし……」と思われてしまう可能性も(笑)。
そのため、私はなるべくそういったジャンルを避けるようにしています。
相手の食卓を想像し、普段の食事に少しだけ彩りを添えるような、そんな一品を見つけ出したいところです。
10. パッケージデザインが素敵
人に限らず、お土産も見た目が9割!……というのは言い過ぎかもしれませんが、パッケージデザインが重要なのは間違いありません。
素敵なデザインは、それだけで中身を何倍も魅力的に見せてくれます。
とはいえ、モダンすぎたり、派手すぎるデザインはシニア層には不向きかもしれません。



シンプルで落ち着きがありつつ、どこかオシャレさや可愛らしさが感じられるーーそんなデザインが理想です。
また、「東京」の文字や、東京を象徴するモチーフがさりげなく入っていると、一気に「東京土産感」が演出できるでしょう。
ただし、あまりにも露骨なインバウンド向けデザイン(スカイツリー! 東京タワー! 雷門! 忍者! 歌舞伎ドーン! ……みたいな、品のない乱雑なデザインw)は、かえって滑稽に見えてしまうので注意が必要です。


【厳選】私が実際に贈って喜ばれたお土産屋リスト
さて、長々とお話ししてきましたが、最後に、これまでの厳しい条件をある程度クリアし、実際に私がお土産として購入して喜んでもらえたお店を厳選してご紹介します。(順不同)
正直、すべての条件をクリアするのは、ほぼ不可能……。
また、味噌汁や出汁系のお店が多くなっている点はご容赦下さい。



振り返ってみて、実は偏っていたことを知り、自分が一番驚いています(笑)
どのお店も「しょっぱい系」や「惣菜系」を探しているあなたの、力強い味方になってくれるでしょう。
にんべん
言わずと知れた鰹節の老舗。
出汁パックをはじめ、味噌汁やふりかけなど、軽くて日持ちし、何より「間違いない」安心感が魅力です。



私はこれまでに、鰹節はもちろんのこと、「炊き込みご飯の素」や「フリーズドライの味噌汁/お吸い物」などを、お土産として購入してきました。
もちろん、そのどれもが喜ばれるお土産となり、あらためて「王道」の強さを実感。
「とにかく、外したくない!」ーーそんな方にオススメしたいお店です。
茅乃舎
こちらも出汁で有名なお店ですが、とにかくあらゆる出汁を取り揃えており、どれを買えば良いか迷うほどの品揃えです。
出汁の他にも、フリーズドライの味噌汁やスープ、乾麺、鍋の素など、手軽で美味しい商品が豊富。
全国展開しているお店ではありますが、「東京限定」商品もあるため、東京土産として安心して購入できます。
そして、何より気に入っているのは「商品デザイン」。
和のテイストを出しつつ、どこかモダンでシンプルなデザインは、見ているだけでもウットリしてしまいます。



私はこれまでに、出汁はもちろんのこと、「フリーズドライの味噌汁」や「卵焼きの素」などを、お土産として購入してきました。
特に「厚焼き玉子のもと」は、東京限定の商品であることに加えて、溶いた卵に混ぜ込んで焼くだけ食べられるという手軽さが魅力です。
AKOMEYA TOKYO
https://www.akomeya.jp/shop/default.aspx
日本全国から厳選された食品や雑貨などが並ぶセレクトショップ。
お米/ご飯のお供/調味料/お酒/お茶など、あらゆる商品を扱っており、パッケージもお洒落で、選ぶのが楽しいお店です。
食料品以外にも、食器/調理器具/衣料/文房具/スキンケア用品など、とにかくラインナップが豊富。
日本全国からのセレクトショップということで、やや「東京感」を出すのが難しいですが、上手に選ぶことで東京土産としても活用できるでしょう。
こだわりたい方は、パッケージや商品ラベルを確認しながら「東京」を意識してください。
どの商品も、とにかくデザインが素敵なので、店内の商品を見て回るだけで気分が上がります。



私はこれまでに、「炊き込みご飯の素」や「フリーズドライの味噌汁」、「乾麺」、「出汁パック」などを、お土産として購入してきました。
山本海苔店
https://www.yamamotonori-shop.jp
言わずと知れた海苔の有名店。
海苔は軽くてかさばらず、ご飯のお供に最適。
少し高級な海苔は、自分ではなかなか買わないので喜ばれますし、食事やお茶受けとしてなにかと重宝されます。
個人的には、デザインや商品に特徴が少なく(よく見かける、ありふれた感じ)、やや控えめの印象を受けますが、逆にそんなお土産を求めているときもあります。
奇をてらうことなく、目立ち過ぎず、間違いのないーーそんな、安定した王道のお土産を渡したい時もあるからです。



私はこれまでに、「焼海苔/味付け海苔の詰め合わせ」や「フリーズドライの味噌汁/お吸い物」などを、お土産として購入してきました。
特にオススメしたいのは、「海苔を楽しむお味噌汁/お吸物の詰め合わせ」。
海苔をメインにした汁物は、意外にも少ないものです。
王道でありながらも、少し個性を出したいときに利用しています。
銀座若菜
季節の野菜を使った漬物が人気のお店。
上品な味付けで、シニア層にも安心して渡せます。
ただし、冷蔵商品が多いため、手土産としての選択肢が狭まる点には注意が必要でしょう。



私はこれまでに、「ごぼうの漬物」や「たまごの味噌漬け」、「豆腐の味噌漬け」などを、お土産として購入してきました。
正直、「豆腐の味噌漬け」は食べ慣れていないせいか、両親の反応はイマイチでした。
とはいえ、私自身は美味しいと感じましたので、「好きな人には刺さる」ような逸品かもしれません。
なお、羽田空港にも店舗があるため、事前にお土産の用意が難しい人や、フライト直前に急いで手土産を探している人にもオススメです。
ハチふる SHIBUYA meets AKITA
渋谷にある秋田のアンテナショップですが、秋田犬の「ハチ」をモチーフにした可愛いパッケージの商品が多く、東京土産としてもユニーク。
母方の祖父が秋田県の出身ということもあり、気になって入ったお店でしたが、結果は大正解!
とにかく、秋田犬を用いた可愛いデザインに一瞬で心を掴まれました。
もちろん、商品そのもののクオリティも素晴らしく、秋田名物を主軸に、あらゆる商品がラインナップされています。



私はこれまでに、「ハチ公ラーメン」や「きりたんぽカップスープ」などを、お土産として購入してきました。
錦松梅
https://www.kinshobai.co.jp/index.php
「佃煮ふりかけ」で有名な老舗。
鰹節を主原料にした佃煮ふりかけは、「しっとりとしたふりかけの元祖」でもあります。
これ一つでご飯が何杯でもいける、まさに贈答品の王道。
「粋」を感じさせる、クラシックで落ち着いたパッケージデザインも素敵です。
そして、メインのお土産としてはもちろんのこと、様々な商品サイズが取り揃えられているため、その他の手土産と組み合わせられる柔軟性も魅力でしょう。
お土産選びの際の「あと一品!」という時に重宝しますよ。



(言葉を選ばずに言えば)私は「調整用のお土産」として活用させていただいています。
エアポート羽田ラーメン
https://haneda-shopping.jp/shop/g/gBIG1166652
最後に番外編として紹介するのは、羽田空港限定のインスタントラーメン。
空港でしか買えない限定感と、インスタントラーメンという意外性が面白い一品です。
話のタネにもなりますし、その他の手土産と組み合わせられる柔軟性も魅力。



インスタントラーメンだからといって侮るなかれ!
本格的な味わいに、きっと驚きますよ。
そして、空港内にある自販機(ターミナル出発ロビー)で気軽に購入できるのも嬉しいポイント。
事前にお土産の用意が難しい人や、フライト直前に急いで手土産を探している人にもオススメです。
お土産選びは、クリエイティブである。


さて、お土産選びについて全力で語ってまいりましたが、いかがでしたでしょうか?
お土産選びは本当に大変で、なおかつ、頭を使うクリエイティブな作業だと感じています。
しかし、その悩む時間こそが、相手を想う気持ちの表れなのかもしれません。
この記事が、あなたの「想い」を形にするための助けになれたなら幸いです。
こんな風に、いつも一つの物事に対して考えすぎてしまう私ですが、これからも音楽や文章などを通して、誰かの心を少しでも軽くしたり、楽しませたりすることができたらーーそう願っています。
さぁ、あなたも納得したお土産選びを、ぜひ楽しみましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上、村上 亮一でした。



ではでは、したっけね~!


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